КАТОК И СКРИПКА / The Steamroller and the Violin |
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[スタッフ] 製作:A・カレーチン/脚本:A・ミハルコフ=コンチャロフスキー/アンドレイ・タルコフスキー/撮影:ワジーム・ユーソフ/美術:S・アゴヤン/音楽:ヴャチェスラフ・オフチンニコフ/編集:L・ブトゥーゾヴァ/衣装:A・マルチンソン/メイク:A・マカーシェヴァ/特殊効果:B・プルージュニコフ、V・セヴォスチャーノフ、A・ルダチェンコ/助監督:O・ゲルツ [キャスト] 1960年/モスフィルム製作/中編劇映画/35mm/スタンダード/カラー/46分 [解説] 音楽学校に通う少年とローラーで整地作業をしている青年労働者との友情を描いたこの映画は、その後のタルコフスキー作品に顕著な、人生や芸術、友情や愛についての深い思索と繊細な感性をうかがわせるとともに、日常の情景を主題にしたこの短篇の中に数々見出される瑞々しい映像感覚は、新しい映像作家の誕生を予感させるものがある。 撮影はこの作品で一本立ちし、その後『僕の村は戦場だった』、『アンドレイ・ルブリョフ』、『惑星ソラリス』とタルコフスキー監督とのコンビで世界的な名作を生んでいるカメラマン、ワジーム・ユーソフ。 [ストーリー] サーシャはある日、アパートの階段を両手にバイオリンを抱えて忍び足で歩いているところを、彼がバイオリンを習っているのをよく思っていない少年たちに取り巻かれて脅かされる。が、運よくローラーを引いて整地作業をしていた青年セルゲイに助けられる。サーシャはセルゲイと仲よくなり、彼を通じて労働の意味や人間としての自覚を教えられる。セルゲイもまたサーシャのバイオリンを通して、音楽が美しく、感動的なものであることを学んだ。 ところが、二人が連れだって映画『チャパーエフ』を観に行こうとするのを、サーシャが労働者とつき合うことを喜ばしく思っていなかった母親が反対したのだ……。 |
企画概要|上映作品|タルコフスキー年譜|武満徹インタビュー|タルコフスキー論|関連情報
監督作品:殺し屋|
関連ドキュメンタリー作品:in 「ノスタルジア」|in 「サクリファイス」
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