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2024.07.20 ヤスミン・アフマド没後15年記念アンコール上映 『タレンタイム〜優しい歌』トークショーや来場者プレゼントのお知らせ

シアター・イメージフォーラムではヤスミン・アフマド没後15年記念アンコール上映 『タレンタイム〜優しい歌』を記念して、下記のイベントやトークショーを実施します。

●7/20(土)初日&7/25(木)ヤスミン・アフマド命日11:00&13:30の回 
ここだけのオリジナルポストカード5枚セットを各回来場者全員にプレゼント
●7/20(土)初日11:00&13:30の回 各回上映後にアフタートーク
京都大学准教授/混成アジア映画研究会代表・山本博之さんの作品解説

●7/21(日)13:30の回「細い目」上映後にアフタートーク
ゲスト:今泉力哉さん(映画監督)

■7/20(土)スペシャルイベント「ヤスミン・アフマド没後15年記念× わすれな月2024 in Tokyo」
『多文化・多言語の物語世界 ヤスミン・ワールドを語るクロストーク』
共催:ムヴィオラ、混成アジア映画研究会

時間:16:00〜17:30(開場15:45/トークは90分を予定)
定員:30名 入場料:1500円均一 
事前予約:https://peatix.com/event/4044532 *予約開始時(7/6 (土)AM0:00)に一般公開。
予約期間:7/6 (土)AM0:00〜 *7/5の深夜より
*予約受付は7/20(土)15:30までですが、満席になり次第受付終了となります。
*決済後の内容変更、キャンセル、払戻しは、一切いたしかねます。
よく内容をご確認の上で予約決済操作をお願いいたします。
*お席に余裕がある場合は当日販売あり(入場料は現金のみ)
登壇ゲスト:温又柔(作家)/エドモンド・ヨウ(映画監督)*オンライン参加/山本博之(京都大学准教授/混成アジア映画研究会代表)

貴重な映像や画像を映しながら、さまざまな文化・言語が共存するヤスミン映画の魅力について語り合う。30名限定のスペシャルなクロストークイベント。

登壇者プロフィール:
温又柔 Wen Yuju(作家) 
1980年生まれ。両親は台湾人。幼少期に来日し東京で成長する。16年『台湾生まれ 日本語育ち』で日本エッセイストクラブ賞、20年『魯肉飯のさえずり』で織田作之助賞を受賞。『来福の家』『真ん中の子どもたち』『空港時光』『永遠年軽』『祝宴』など著作多数。共著に木村友祐との『私とあなたのあいだ–いま、この国で生きるということ』も。21年、ZINE『あの日の物語を奏でるabout タレンタイム〜優しい歌』(PATU)に寄稿したエッセイ「茉莉花の祈り」を昨年2月刊行のエッセイ集『私のものではない国で』に所収。

エドモンド・ヨウ Edmund Yeo (映画監督): 
シンガポール生まれ、2歳でマレーシアに。2008年、早稲田大学に留学。2009年、短編『金魚』がヴェネチア映画祭に招待され、その後、映画監督、プロデューサーとして数々の作品を発表。2014年『破裂するドリアンの河の記憶』で長編監督デビュー。その他の監督作品に『アケラット-ロヒンギャの祈り』(2017)、『Malu 夢路』(2020)など。2021年には吉本ばなな原作、小松菜奈・宮沢氷魚共演の『ムーンライト・シャドウ』を監督。2017年には、行定勲監督がマレーシアで撮影した短編『鳩 Pigeon』のメイキング監督をきっかけに、ヤスミン・アフマドを題材にしたドキュメンタリー『ヤスミンさん』も発表している。
山本博之(京都大学准教授/混成アジア映画研究会代表)
千葉県生まれ。高校時代にホームステイ留学したマレーシアに魅了されてマレーシア研究の道に進み、マレーシア・サバ大学講師、国立民族学博物館助教授などを経て2017年より京都大学東南アジア地域研究研究所准教授。専門は地域研究。ヤスミン監督の『細い目』に出会ってマレーシア映画文化研究会(後に混成アジア映画研究会)を結成、毎年7月にヤスミン監督追悼上映会「わすれな月」を開催している。ヤスミン関連の編著書に『マレーシア映画の母 ヤスミン・アフマドの世界――人とその作品、継承者たち』など。