『ロンサム・カウボーイ』 LONESOME COWBOYS
1967年/110分/16ミリ/カラー
出演:ヴィヴァ、ジョー・ダレッサンドロ、テイラー・ミード、ルイス・ウォルドロン、エリック・エマーソン、トム・ホンパーツ他

ウォーホル初のロケーション映画で最後の監督作品。西部劇のメッカ・アリゾナ州トゥーソンで4日間で撮影。役者は主演女優ヴィヴァ以外はすべてゲイの男たち。彼らは西部劇ジャンルのクリシェをアイロニカルに演じ、メロドラマ的な想像に満ちた会話を通じてキャンプ感覚を全面に押し出した。ヴィヴァとテイラー・ミードがゴーストタウンで無法者のカウボーイの一団と会う。彼女はカウボーイに犯されそうになるが、むしろ男たちを誘惑する。カウボーイの仲間割れもある。「ポール・モリセイによるウォーホル映画」の常連で、ボロフチクの『夜明けのマルジュ』やセルジュ・ゲンズブールの『ジュテーム・モワ・ノン・プリュ』にも出演していた美少年ジョー・ダレッサンドロのデビュー作でもある。
なお、この映画の撮影中、ウォーホルとその一団はFBIによって厳重に監視されていた。
アンディ・ウォーホル映画回顧展2014
Jプログラム(110分)

2/16(日)19:00/ 18(火)19:00/ 22(土)19:00/ 24(月)17:00/ 26(水)19:00
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