『チェルシー・ガールズ』 CHELSEA GIRLS
1966/195分(上映時間210分)/2面スクリーン/カラー+白黒
出演:ニコ、マリー・メンケン、インターナショナル・ヴェルヴェット、イングリッド・スーパースター、オンディーヌ、エリック・エマーソン、メアリー・ウォロノフ他

ウォーホル映画のなかでもっともポピュラーな『チェルシー・ガールズ』は、2面スクリーンで映写に3時間45分を要する途方もない大作。チェルシー・ホテルの各室を相互に関連なく並べていく上映は巨大なカオスに観客を引き込む。それはさながらウォーホル版の現代社会の縮図だ。
復元版の内容構成は次の通り。奇数リールは右の映写機、偶数リールは左の映写機で、1巻が終わり次第次の巻に掛け替える。リール1「キッチンのニコ」、リール2「オンディーヌ神父とイングリッド」、リール3「ブリジッドの拝謁式」、リール4「ベッドの男の子たち」、リール5「ハノイ・ハンナ」、リール6「ハノイ・ハンナと来客」、リール7「マリオが2曲唄う」、リール8(カラー)「マリー・メンケン」、リール9(カラー)「エリックすべてを語る」、リール10(カラー)「カラー・ライト、リール11「オンディーヌ法王」、リール12(カラー)「叫ぶニコ」。
リール8のマリー・メンケンは夫ウィラード・マースと共に40年代から個人映画を制作。ウォーホルが映画を始めたきっかけはマース&メンケン夫妻のパーティでジェラード・マランガに会ったことだった。 アンディ・ウォーホル映画回顧展2014
Eプログラム(210分)

2/15(土)19:00/ 19(水)19:00/ 28(金)19:00
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