『ビューティー#2』 BEAUTY #2
1965年/66分/16ミリ/モノクロ
出演:イーディ・セジウィック、ジーノ・ベスチオ、(画面外)ジェラード・マランガ、チャック・ウェイン

ファッション・モデルであり「ファクトリー」のスーパースターの一人だったイーディをフィーチャーした作品。ウォーホルは65年に大学をやめたばかりのイーディと出会っていらい、半年ほど彼女を主役に熱心にサウンド映画を作り続けた。当時、イーディとアンディはいつも一諸で、両性具有的でしかもセクシーな彼女はアンディの分身のようだった。60年代ニューヨークの典型型ヒロインというべきイーディについては映画『ファクトリー・ガール』(2006)や伝記『イーディ ‘60年代のヒロイン』(邦訳・筑摩書房)で描かれている。
イーディが自分のアパートメントで、下着姿でベッドの上で話したりウォッカを飲んだりボーイフレンドと抱き合ったりするのを固定カメラが撮り続ける。彼女の二人のボーイフレンド、ビューティNo.1(チャック・ウェイン)とビューティNo.2(ジーノ・ペスチオ)をめぐる三角関係がテーマで、オフ(画面外)の声とイーディのやり取りは映画的にも興味深い。
アンディ・ウォーホル映画回顧展2014
Dプログラム(66分)

2/16(日)15:00/ 2/19(水)15:00/ 21(金)17:00/ 23(日)15:00/ 26(水)17:00
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