マフマルバフ・フィルム・ハウス


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オーディションはリングだ。真剣勝負だ。監督(面接官)が応募者(素人)を相手にした“百人組手”の世界。この接近戦、勝つのはどっちだ?
ターザン山本
(プロレス大道芸人)
イラン版ガチンコオーディション学園。完全S(サド)監督vs素人達。映画を超えたリアルな空気が“そこはかおかしい”。

マギー(ジョビジョバ)

やらせなし! オーディションの現実・真実がよくわかる、コワイ!? けど“とても面白い”映画です。

高橋治(月刊「オーディション」編集長)

演技って難しい。オーディションで引き出される本音ってなんて面白いんだろう。でもこれ、受けたくないかも。

葉月螢(女優)

オーディション会場って魔窟のような更地のような、とにかく恐怖の館なのよね。そこで突っ走ってる姿って、なんだか尊い。

猫田直(女優)

人間の性、悪なり! マフマルバフの梶原一騎流人間哲学がついにあきらかになる!

柳下毅一郎(特殊翻訳家)

だからマフマルバフには油断ができない。最後まで翻弄され続けて90分が終わる。リアルなのかフィクションなのか、フェイクなのかノンフィクションなのか? でも上映が終わった後、そんなことはどうでも良いと幸福感に浸っている自分がいた。
森達也(映画監督)
マフマルバフは強烈なメッセージを発する一方、映画であそぶのも上手。映画はお祭り。これは<映画100年>のお祭り映画。

宇田川幸洋(映画評論家)