本年度は全国から480 作品の応募があり、バラエティに富んだ応募作のなか、大賞に推された作品『蛆虫の飛ぶとき』は、表現するとは何かという大きな問いに全身でぶつかった意欲作です。作者は埼玉在住の大学生村上康人。本年の審査員は、宮台真司（社会学者）、千房けん輔（アートユニットEXONEMOメンバー）、クリス・ゲーマン（トロント映画祭プログラマー/ カナダ）の3氏でした。
1点（賞金30万円、トロフィー、賞状）
『蛆虫の飛ぶとき』
村上康人（埼玉県朝霞市）ビデオ/20分/2007
寺山修司賞：1点（賞金20万円、賞状）
『No is E』
牧野貴（東京都北区）ビデオ/23分/2006
4点（賞金各5万円、賞状）
『mirror for eyes』 近藤寛史（北海道札幌市）ビデオ/5分/2007
『タネ』 大力拓哉、三浦崇志（大阪府八尾市）ビデオ/50分/2007
『グージョネットと風車小屋の魔女』 福井琢也（東京都杉並区）ビデオ/23分/2006
『沚』 土屋由貴/ビデオ/20 分/2006
3点（賞金各3万円、賞状）
『Kaizer』田中廣太郎（東京都江戸川区）ビデオ/11分/2006
『ぼくのまち』中村智道（岡山県赤磐郡）ビデオ/17分/2006
『空の箱』祢津悠紀（東京都文京区）ビデオ/38分/2006
