作品案内

SEBASTIAN セバスチャン

上映日程: 1月10日〜終了未定

小説を書く僕と、小説の中の僕。青年の肉体の中に混在する、作家志望の“マックス”とセックスワーカーの“セバスチャン”。ロンドンの冷たい夜に、野望と愛欲と夢のはざまで漂流する青春の体温。

ロンドンに住み、将来を嘱望されている若い作家志望のマックス。彼はデビュー作となる長編小説をリアルなものとするために、“セバスチャン”という名前で男性相手のセックスワークの世界に足を踏み入れる。職業を通じて体験する未知の世界。様々なクライアントと接していく内に、マックスとセバスチャンの境界線を次第に見失っていく・・・。

マックスを演じるのは、スコットランドとイタリアをルーツに持つルーアリ・モルカ。人目を惹く美しい容姿とナイーブな内面を持つ主人公マックスを、繊細かつリアルに演じた彼は、本作がサンダンス映画祭で上映されると作品の評価とともに大きな話題を集め、マーベルのテレビシリーズ『ビジョンクエスト』の主要キャストにキャスティングされるなど、話題作のオファーが殺到。今後の活躍が期待されている。

監督のミッコ・マケラはフィンランド出身の新人監督で、アメリカ最大のインディーズ映画サイト“インディワイヤ”が、注目のLGBTQ映画監督ベスト25に選んだ逸材。モーリス・ピアラ、シルリ・コラール、フランソワ・オゾン、オリヴィエ・アサイヤスなどヌーヴェルヴァーグ以降のフランス映画に影響を受けた彼は、本作でもポストヌーヴェルヴァーグの世界観を投影している。

監督:ミッコ・マケラ/出演:ルーアリ・モリカ、ヒフトゥ・カセム、ジョナサン・ハイド、イングバル・シーグルズソン
2024年/イギリス/110分/英語・フランス語/配給・宣伝:リアリーライクフィルムズ

▶︎2026年1月10日より公開

《当日料金》一般:1,900円/大学・専門学生:1,400円(学生証の提示が必要)/シニア:(60歳以上)1,400円/会員:1,300円(会員証の提示が必要・同伴1名まで同額割引)/障がい者割引:1,300円(手帳の提示が必要・付添いの方1名まで同額割引)
毎月1日映画サービスデー:一律1,300円/毎週月曜日サービスデー:一律1,300円

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