ワン・ビン監督最新作『青春』の公開を記念して「ワン・ビン傑作選」を同時開催します。テレビ・ドキュメンタリーとは違う。劇映画とは違う。「ドキュメンタリー映画」の凄さを感じてください。世界的なドキュメンタリー監督の中でも、デジタルカメラで21世紀の扉を開けた唯一無二の個性を持つワン・ビン、その代表作をぜひご覧ください。

『苦い銭』（2016／2時間43分）
上映日時：4/21（日）17:10　
『青春』から生まれたスピンオフ。1元の金に一喜一憂する出稼ぎ労働者たちの記録。ドキュメンタリーなのにベネチア国際映画祭脚本賞受賞。一般1,500円／学生･シニア1,300円／会員・高校・中学・小学生1,200円

『鉄西区』（1999-2003／9時間5分）
上映日時：4/28（日）13:00　途中休憩あり
廃れゆく工場地域・鉄西区を記録し、ワン・ビンの名前を世界に轟かせた伝説的作品。山形国際ドキュメンタリー映画祭大賞受賞。
＊特別興行：3,600円均一／会員のみ3,000円

『鳳鳴 中国の記憶』（2007／3時間3分）
上映日時：5/5（日）17:00
反右派闘争で夫を亡くした女性・鳳鳴が詳細な記憶でキャメラに語り続ける現代中国史。山形国際ドキュメンタリー映画祭大賞受賞。一般1,500円／学生･シニア1,300円／会員・高校・中学・小学生1,200円

『死霊魂』（2018／8時間28分）
上映日時：5/12（日）13:00
反右派闘争を記録し続けるワン・ビン版『ショア』と言うべき集大成。山形国際ドキュメンタリー映画祭大賞＆観客賞受賞。＊特別興行3,600円均一／会員のみ3,000円

『収容病棟』（2013／3時間57分）
上映日時：5/19（日）17:00
雲南省の精神病院を記録。キャメラは異常／正常の境を消し、患者たちの愛と孤独が画面を満たす。ナント三大陸映画祭銀の気球賞受賞。一般1,500円／学生･シニア1,300円／会員・高校・中学・小学生1,200円