音の映画 Our Sounds
岡山県高梁市の日本語教室※に集まったメンバーたちの物語。コロナ禍で失われつつあった豊かな生活を取り戻すために、共に一つの歌を作る記録。この映画は、そのささやかな出会いの航路を記録した、映像のない、音だけのドキュメンタリー映画。
山間部の小さな町にも訪れているグローバル化の波。そして、その境界で揺らぐ小さなくぼみ。そこから生まれる営み、対話、風景、響きを見つめ、祝福する。私たちは特別である必要はない。優れている必要はない。普通である必要もない。 属性を越えた、“いきもの”としての出会い。 この映画は、観てくれた人たちとの出会いを通して新たな対話が生まれることで、初めて動き出す。
※*日本語教室には技能実習生を中心に多様な背景をもった人たちが集まっています。外国人技能実習制度は日本の企業で技能を身に付けた外国人が母国の発展に寄与することを目標とされています。外国人を技能実習生として受け入れることにより、慢性的な人手不足の解消にも役立つと考える企業が増えている一方、技能実習生の待遇等が問題視されることもあります。
音楽・歌・出演:グエン・ティ・スエン、ブ・ティ・ザン、ブイ・ティ・ミン・ヒエン、ファム・ティエン・トゥアン、 ニュエン・ティ・ズン、アナイス・ファルジア、ショーナ・マギー 音楽・演奏・出演:ハブヒロシ(打楽器、ギター)、岩本象一(チャランゴ、スチールパン)、コイケ龍一(親指ピアノ)、江南泰佐(ピアノ) 出演:アウン・ティン・ウィン、サン・タ・アウン、ニエン・チェン、畠中七瀬、池田将、金地宏晃、本倉宣弘
監督・編集:ハブヒロシ
録音、サウンドデザイン:金地宏晃 ミックスエンジニア:江南泰佐 映像記録:池田将 翻訳:グエン・ティ・スエン、ブ・ティ・ザン、アナイス・ファルジア、ショーナ・マギー、ハブヒロシ 字幕:仲本拡史 予告編:曽和聖太郎 宣材デザイン:坂内友美 協力:高梁市/岡山県文化連盟/逗子アートフィルム/蛭田泰司 制作:タオンガ合同会社/金ノプロペラ舍 配給:タオンガ 配給協力:Atemo
2022年/ステレオ/DCP/55分 ©2022 金ノプロペラ舍
▶︎2023年3月25日(土)より公開
▶︎連日21:00より
★連日上映後に、ハブヒロシ監督とゲストによるトークセッションがあります。
・3月25日(土)出演者による舞台挨拶
・3月26日(日)諏訪敦彦さん(映画監督・東京藝術大学大学院教授)
・3月27日(月)浜田真理子さん(シンガーソングライター)
・3月28日(火)石井健介さん(ブラインドコミュニケーター)
・3月29日(水)宇野邦一さん(フランス文学者・批評家)
・3月30日(木)原貫太さん(フリーランス国際協力師)
・3月31日(金)稲葉俊郎さん(医師、医学博士)
《当日料金》一般:1,800円/大学・専門学生:1,300円(学生証の提示が必要)/シニア:(60歳以上)1,300円/会員:1,200円(会員証の提示が必要・同伴1名まで同額割引)/障がい者割引:1,200円(手帳の提示が必要・付添いの方1名まで同額割引)
毎月1日映画サービスデー:一律1,200円/毎週月曜日サービスデー:一律1,200円