作品案内

うつろいの時をまとう

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上映日程: 3月25日〜4月21日

〈UDCastによる音声ガイド対応/日本語字幕入りの上映回あり〉

風景に心をよせる。言葉を見つける。そして、服が生まれる。見慣れた世界が変わっていく。服飾デザイナーの創作の記録。

 日本の美意識をコンセプトに、独自のスタイルを発信し続けている服飾ブランドmatohu。本作は、デザイナー堀畑裕之と関口真希子の視点や哲学を通して、日常の中に潜む美や豊かさを再発見していくドキュメンタリー。matohuは、身近な風景や物に目を向け、そこから得たインスピレーションを“ことば”に変えて服に昇華していく。たった一つの“ことば”を経て、形となって現れた服は、着る者たちの想像力をかきたてる。二人の創作から見えてくるのは、日本人が長い歴史の中で育んできた“ものの見方”であり、普段は見過ごしてしまいがちな美を見つける視点だ。
 監督は、『踊る旅人ー能楽師・津村禮次郎の肖像』など、伝統芸能をテーマにコミュニケーションと身体のありようを描き続けてきた三宅流。大量消費、情報過多の時代に、本当に大切なことは何かを問い、気鋭の服飾デザイナーのクリエーションを通して、日常の身近な気づきに出会う旅へーー。驚きと発見に満ちたアートドキュメンタリーが誕生した。

監督:三宅流/出演:堀畑裕之、関口真希子 ほか
2022年/96分/日本/カラー/DCP/5.1ch/製作・配給:グループ現代
〈聴覚障がい者用日本語字幕、UDCastによる音声ガイド対応〉

▶︎2023年3月25日(土)より公開
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●3/25(土)12:30の回上映前 舞台挨拶
登壇:matohu(服飾デザイナー)、三宅流監督
●3/25(土)18:45の回上映後 アフタートーク
登壇:matohu(服飾デザイナー)、三宅流監督
●3/26(日)14:35の回上映後 アフタートーク
ゲスト:津村禮次郎さん(能楽師)、三宅流監督
●4/1(土)12:30の回上映後 アフタートーク
ゲスト:島地保武さん(ダンサー・振付家)、三宅流監督
●4/2(日)12:30の回上映後 アフタートーク
ゲスト:石戸諭さん(ノンフィクションライター)、三宅流監督
●4/8(土)12:30の回上映後 アフタートーク
ゲスト:大高翔さん(俳人)、三宅流監督
●4/9(日)12:30の回上映後 アフタートーク
ゲスト:深井晃子さん(キュレーター・服飾研究家)、三宅流監督
●4/14(金)12:30の回上映後 アフタートーク ※日本語字幕版上映
ゲスト:山上庄子さん(Palabra代表)、大橋春那さん(字幕モニター)
※4/14のイベントは手話通訳と、UDトークによる文字通訳に対応いたします。文字通訳をご利用になる方は、会場にて配布されるQRコードをご自身のスマートフォン等で読み取りのうえ、ご覧ください。
●4/15(土)12:30の回上映後 アフタートーク
ゲスト:宮本英治さん(文化ファッションテキスタイル研究所 所長)、三宅流監督
●4/16(日)12:30の回上映後 アフタートーク
ゲスト:金子遊さん(批評家・多摩美術大学准教授)、三宅流監督

※予告編なし本編より上映
※ゲストの都合などにより、変更、中止の可能性がございます。予めご了承下さい。

★4/1〜4/14の期間中、毎週日・火・木の14:40の回は日本語字幕付き版で上映します

《当日料金》一般:1,800円/大学・専門学生:1,300円(学生証の提示が必要)/シニア:(60歳以上)1,300円/会員:1,200円(会員証の提示が必要・同伴1名まで同額割引)/障がい者割引:1,200円(手帳の提示が必要・付添いの方1名まで同額割引)
毎月1日映画サービスデー:一律1,200円/毎週月曜日サービスデー:一律1,200円

〈UDCastによる音声ガイド対応/日本語字幕入りの上映回あり〉

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