響け!情熱のムリダンガム
本邦劇場初公開から1年。アンコール上映決定!世界はリズムであふれてる 青春!音楽!衝動!この鼓動は止められない 歌って、踊って、演奏して魂のリズムはそこ、ここにーー
神に奉納するインド伝統音楽の太鼓の奏者になりたいと願った太鼓職人の息子。タブーに情熱と敬意で 立ち向かった先にあるものはーーインド料理店がインド映画を配給! ? 東京・荒川区の南インド料理店“なんどり”が どうしても上映したかった熱き物語。音楽は世界的名匠、A.R.ラフマーン!インド伝統音楽の打楽器“ムリダンガム”奏者を志す青年が、 カーストや伝統芸能の承継に伴う軋轢などの困難を情熱で乗り越えていく、青春音楽映画。映画『ベスト・キッド』(1984年、ジョン・G・ アヴィルドセン監督)や『セッション』(2015 年、デイミアン・チャゼル監督)を彷彿とさせる、熱き師弟関係も同時に描き出す。
インド・タミルナードゥ州都のチェンナイ。南インド伝統音楽(カルナータカ音楽)で演奏される打楽器・ムリダンガム職人を父に持つピーターは、映画スター・ヴィジャイの推し活に余念のない学生。ところがある日父の作ったムリダンガムを巨匠ヴェンブ・アイヤルが演奏するのを目の当たりにし、自分もその奏者になりたいという衝動が起きる。
その瞬間から、それまでにあまり感じてはいなかったカーストによる差別、伝統音楽と映画・テレビ業界との軋轢、伝統芸能の生き残りと承継、世代間の意見の相違 など、様々な障壁や困難がピーターに降りかかっていく。
巨匠に弟子入りを直訴するも、身分を理由に門前払い。やっとの思いで入門を果たし、昔からの伝統に厳格な師匠との距離を徐々に縮めるも、兄弟子たちの嫌がらせや裏切り。ついに警察沙汰になり、破門になってしまう。息子の未来を案じる両親には、職人で生計を立てている以上演奏することなど望むなと釘を刺される。
師匠も失い自分は無用の長物だと絶望するピーターに、ガールフレンドのサラはある言葉をかけ、ピーターの背中を押し出す…。
2018年/132分/インド/原題:Sarvam Thaala Mayam
監督:ラージーヴ・メーナン/音楽:A.R.ラフマーン
出演:G・V・プラカーシュ・クマール、ネドゥムディ・ベーヌネードゥムディ・ヴェーヌ、アパルナー・バーラムラリ
配給:テンドラル(南インド料理店なんどり)
▶︎2023年11月11日(土)より公開予定
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《当日料金》一般:1,800円/大学・専門学生:1,300円(学生証の提示が必要)/シニア:(60歳以上)1,300円/会員:1,200円(会員証の提示が必要・同伴1名まで同額割引)/障がい者割引:1,200円(手帳の提示が必要・付添いの方1名まで同額割引)
毎月1日映画サービスデー:一律1,200円/毎週月曜日サービスデー:一律1,200円
〈トークショーあり 各自15:35の回上映後〉
11/11(土) 稲垣富久さん、稲垣紀子さん(本作品配給者/南インド料理店なんどり)
11/14(火)マサラワーラー(インド料理ユニット:武田尋善さん、鹿島信治さん)
11/15(水)山下宏洋(シアター・イメージフォーラム支配人)
11/17(金)小尾淳さん(パンフレット執筆・タミル語監修 大東文化大学 国際関係学部 国際関係学科 准教授)
11/18(土)井生明さん(パンフレット執筆 フォトグラファー/まちかど倶楽部代表)
11/23(木祝)U-zhaanさん(タブラ奏者)
11/24(金)奈良部健さん(朝日新聞記者 元インド・ニューデリー支局長)
11/25(土)madhuさん(インド北西部ラージャスターン州のフォークダンサー)
11/26(日)天竺奇譚さん(パンフレット執筆 インド神話・インド文化研究家)
11/28(火)安田英俊さん(パンフレット執筆 Rajini.jp)