作品案内

牛久 Ushiku

上映日程: 2月26日〜4月22日

知られざる不都合な真実、入管収容所における人権侵害の実態

在留資格のない人、更新が認められず国外退去を命じられた外国人を“不法滞在者”として強制的に収容している施設が全国に17カ所ある。その一つが茨城県牛久市にある“東日本入国管理センター”、いわゆる『牛久』だ。 この施設内には、紛争などにより出身国に帰れず、難民申請をしている人も多くいる。しかし、彼らの声を施設の外に届ける機会はほとんどない。本年3月の名古屋入国管理局におけるスリランカ出身女性・ウィシュマさんの死亡事件、“入管法”改正案の国会成立断念など、日本の入国管理行政を巡る闇は深まるばかりだ。

本作は、厳しい規制を切り抜け、当事者達の了解を得て、撮影されたものである。 トーマス・アッシュ監督は“隠し撮り”という手法で、面会室で訴える彼らの証言を、記録し続けた。命を守るために祖国を後にした者、家族への思いを馳せる者…。「帰れない」現実を抱えた一人一人の実像。「まるで刑務所のよう」「体じゅう殴られた」、口々に驚きの実情を面会室のアクリル板越しに訴える9人の肉声。長期の強制収容や非人間的な扱いで、精神や肉体を蝕まれ、日本という国への信頼や希望を失ってゆく多くの人々。論議を呼ぶ“隠し撮り”で撮影された本映画だが、ここに記録された証言と現実は、果たして無視できるものだろうか。

世界中から注目された華やかな東京オリンピック開催の影で、露わになる日本の“おもてなしの現実”と“偽りの共生”。「撮影の制約自体を映画的な形式に用い、観客をその現実に参加せざるをえなくすることで、ドキュメンタリーの力を示した」として、2021年9月の韓国DMZ映画祭でアジア部門最優秀賞を受賞した本作が、いよいよ劇場公開。

監督・撮影・編集:トーマス・アッシュ
2021年/日本/87分/ドキュメンタリー/配給:太秦

▶︎2022年2月26日より公開
▶︎上映時間はこちら
▶︎オンラインチケットのご購入はこちら

《当日料金》一般:1,800円/大学・専門学生:1,300円(学生証の提示が必要)/シニア:(60歳以上)1,300円/会員:1,200円(会員証の提示が必要・同伴1名まで同額割引)/障がい者割引:1,200円(手帳の提示が必要・付添いの方1名まで同額割引)
毎月1日映画サービスデー:一律1,200円/毎週月曜日サービスデー:一律1,200円

舞台挨拶のお知らせ
▶︎4/4(月)〜4/8(金)
11:00の回上映後 トーマス・アッシュ監督による舞台挨拶
▶︎4/11(月)、4/13(水)〜4/15(金)
14:50の回上映後 トーマス・アッシュ監督による舞台挨拶
▶︎4/18(月)〜4/22(金)
14:50の回上映後 トーマス・アッシュ監督による舞台挨拶

※予告編なし本編より上映

※ゲストの都合などにより、変更、中止の可能性がございます。予めご了承下さい。

※マスク着用でご来場ください。
また館内に設置した消毒液のご利用、入場時の検温にご協力をお願いいたします。

オフィシャルサイトはこちら