作品案内

主戦場 Shusenjo: The Main Battleground of the Comfort Women Issue

syusenjo
上映日程: 4月9日〜5月13日

ひっくり返るのは歴史か、それともあなたの常識か
ようこそ、「慰安婦問題」論争の渦中(バトルグラウンド)へ


あなたが「ネトウヨ」でもない限り、彼らをひどく憤らせた日系アメリカ人YouTuberのミキ・デザキを、おそらくご存知ないだろう。ネトウヨからの度重なる脅迫にも臆せず、彼らの主張にむしろ好奇心を掻き立てられたデザキは、日本人の多くが「もう蒸し返して欲しくない」と感じている慰安婦問題の渦中に自ら飛び込んでいった。

慰安婦たちは「性奴隷」だったのか?「強制連行」は本当にあったのか? なぜ元慰安婦たちの証言はブレるのか? そして、日本政府の謝罪と法的責任とは……?

次々と浮上する疑問を胸にデザキは、櫻井よしこ(ジャーナリスト)、ケント・ギルバート(弁護士/タレント)、渡辺美奈(「女たちの戦争と平和資料館」事務局長)、吉見義明(歴史学者)など、日・米・韓のこの論争の中心人物たちを訪ね回った。さらに、おびただしい量のニュース映像と記事の検証と分析を織り込み、イデオロギー的にも対立する主張の数々を小気味よく反証させ合いながら、精緻かつスタイリッシュに一本のドキュメンタリーに凝縮していく。そうして完成したのが、映画監督ミキ・デザキのこの驚くべきデビュー作、『主戦場』だ。

映画はこれまで信じられてきたいくつかの「物語」にメスを入れ、いまだ燻り続ける論争の裏に隠された“あるカラクリ”を明らかにしていくのだが——それは、本作が必見である理由のごくごく一部に過ぎない。

さて、主戦場へようこそ。

監督・脚本・撮影・編集・ナレーション:ミキ・デザキ/プロデューサー:ミキ・デザキ、ハタ・モモコ/アソシエイトプロデューサー:カン・ミョンソク
音楽:オダカ・マサタカ/アニメーション:1K FILMS/製作:ノーマン・プロダクションズ
出演:トニー・マラーノ aka テキサス親父、藤木俊一、山本優美子、杉田水脈、藤岡信勝、ケント・ギルバート、櫻井よしこ、吉見義明、戸塚悦朗、ユン・ミヒャン、イン・ミョンオク、パク・ユハ、フランク・クィンテロ、渡辺美奈、エリック・マー、林博史、中野晃一、イ・ナヨン、フィリス・キム、キム・チャンロク、阿部浩己、俵義文、植村隆、中原道子、小林節、松本栄好、加瀬英明 ほか

2018年/アメリカ合衆国/DCP/122分/配給:東風 (C)NO MAN PRODUCTIONS LLC.

▶︎上映時間はこちら
▶︎オンラインチケットのご購入はこちら

★連日“日英字幕版”で上映
*Special English (and Japanese) subtitled version

《当日料金》一般:1,500円/大学・専門学生:1,300円(学生証の提示が必要)/シニア:(60歳以上)1,300円/会員:1,200円(会員証の提示が必要・同伴1名まで同額割引)/障がい者割引:1,200円(手帳の提示が必要・付添いの方1名まで同額割引)
毎月1日映画サービスデー:一律1,200円/毎週月曜日サービスデー:一律1,200円

オフィシャルサイトはこちら