作品案内

ボリス・レーマン監督レトロスペクティブ『葬儀(死の技法について)』 BORIS LEHMAN JAPAN TOUR 2026 Funérailles (de l’art de mourir)

上映日程: 11月20日

ボリス・レーマン監督レトロスペクティブ
ベルギーの伝説的映画監督、御年82にして初来日


 ベルギーの伝説的映画監督ボリス・レーマンが、御年82にして初来日します。1960年代から半世紀以上にわたってカメラを回し続け、スーパー8、16ミリ、ビデオで多数の作品を生み出してきたレーマン監督は、自らの日常や友人たちとの出会いを撮り、そして撮られることで、「人生を映画に、映画を人生に」変えてきた作家です。本特集では、ブリュッセルの街と人々を記録した初期の大作『マグヌム・ベギナジウム・ブリュクセレンセ』から、自伝的連作『バベル』の代表作『私の七つの場所』、自らの葬儀を演じる最終章『葬儀』まで、厳選した9作品を京都・東京の4会場で上映。監督本人が各会場を巡り、上映にあわせてトークを行います。日本ではほとんど紹介されてこなかった、その豊かな映画世界に触れるまたとない機会です。

〈上映作品〉
『葬儀(死の技法について)』Funérailles (de l'art de mourir)
2016年|97分|デジタル
1983年から続いてきた連作『バベル』の最終章であり、自らの死と映画の終わりを壮大なユーモアと愛を込めて演じ切る自伝的試み。棺選びや遺品の焼却、友人たちと行進する陽気な葬列や埋葬の儀式を通じて、多数の映画を制作してきた自らのシネマを全うしていく。「存在すること」から「消滅すること(不可視)」へ、死すらも対話と戯れの舞台へと昇華させながら、自らを永遠のノマドへと解放した壮絶なる遺言的一本。

ボリス・レーマン
Boris Lehman
1944年スイス・ローザンヌ生まれ、ベルギーの実験映画作家。ピアノを学んだのち写真と映画に惹かれ、ブリュッセルの国立高等芸術学院で映画を学ぶ。映画批評を書くかたわら、1965年から83年まで精神障害者のデイケアセンターに勤務し、患者たちとの映画制作を通じてシネマを治療の道具として用いた。シャンタル・アケルマン、アンリ・ストルクらの作品に助手・俳優として参加。約600本の映像作品を制作し、60万枚の写真を撮影している。ジョナス・メカスと同様に映画を日常に根ざした芸術として捉え、1983年から2021年にかけて全9部・総尺25〜30時間の自伝的連作『バベル』を制作。一度きりの上映のために編集された作品も多い。

主催:シエラアスール
共催:大阪大学大学院人文学研究科芸術学専攻アート・メディア論コース(招聘・学術協力)
協力:ベルギー王立シネマテーク、シネマテーク・ド・トゥールーズ、イタリア国立ホームムービー・アーカイブ、ジャスティン・マッケンジー・ピアーズ

▶︎2026年11月20日上映
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《当日料金》一般:1,900円/大学・専門学生:1,400円(学生証の提示が必要)/シニア:(60歳以上)1,400円/会員:1,300円(会員証の提示が必要・同伴1名まで同額割引)/障がい者割引:1,300円(手帳の提示が必要・付添いの方1名まで同額割引)

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