作品案内

マゼラン MAGELLAN

上映日程: 2027年2月下旬〜終了未定

現代フィリピン映画の巨匠ラヴ・ディアスが、ガエル・ガルシア・ベルナルを迎えて放つ、世界の縁をめぐる壮大な叙事詩——ついに日本公開。

 1521年、スペインから来たマゼランの船団がその島に着いたとき、そこにはすでに国を守る者たちがいた。セブ島の族長フマボン、そして《伝説の英雄》として今なお語り継がれているマクタン島の族長ラプ=ラプ。このマゼラン上陸の神話を《未知なるものとの根源的で衝撃的な遭遇》として描き、教科書に書かれている《発見と探検の物語》に一石を投じたのは、植民地支配と権力の不条理を撃ちつづけてきた怪物的映画作家ラヴ・ディアス。この航海を《栄光の発見譚》ではなく、島に生きる者たちの側から、根源的で痛ましい遭遇として、圧倒的な映像美で描き出す。

 主役には「モーターサイクル・ダイアリーズ」で若きチェ・ゲバラを鮮烈に演じた俳優ガエル・ガルシア・ベルナル、族長役にはフィリピンの国民的俳優ロニー・ラザロなど、国内外の名優が出演。また本作は第78回カンヌ国際映画祭に公式選出され、米アカデミー賞国際長編映画賞のフィリピン代表作品に選ばれたことでも話題となった。怪物的映画作家ラヴ・ディアスによる新たな苦悩の“五百年のスローフィルム”として歴史に新しい光を当てる。欧米が語り継いできた探検の物語への、五百年越しの返答である。

監督・脚本・撮影・編集:ラブ・ディアス
製作:ジョアキン・サピーニョ、マルタ・アルベス、アルベルト・セラ、モンセ・トリオラ、ポール・ソリアーノ、マーク・ビクター
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、アンジェラ・アゼヴェード、アマド・アージェイ・バボン、ロニー・ラザロ、ヘイゼル・オレンシオ、トマス・アルヴェス、ボン・カブレラ、バティスト・パントー、ブロンティス・ホドロフスキー

2025年製作/160分/ポルトガル・スペイン・フランス・フィリピン・台湾合作
原題または英題:Magalhães
配給:サムワンズガーデン

▶︎2027年2月下旬公開
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