作品案内

審判 4Kレストア版

上映日程: 10月3日〜終了未定

監督オーソン・ウェルズ×原作フランツ・カフカ、映画史に刻まれた“不条理の悪夢”が甦る

ある朝、会社員ヨーゼフ・Kは、自室に現れた男たちから、理由も告げられぬまま逮捕を宣告される。自分が何の罪に問われているのかも分からないまま、彼は奇妙で不可解な裁判制度の世界へと足を踏み入れていく。法廷、弁護士、看護師、画家、司祭── 彼の前に現れる人々は助けになるようでいて、かえって迷宮を深めていく。
 
本作は、『市民ケーン』『黒い罠』などで知られるオーソン・ウェルズが、1962年に発表した長編作品。身に覚えのない罪で逮捕を告げられた男ヨーゼフ・Kが、正体の見えない裁判と法の迷宮へと巻き込まれていく姿を、悪夢のような映像世界で描き出す。ウェルズ自身が「私がこれまでに作った中で最高の作品」と語ったことでも知られ、映画史、文学、モダニズム、不条理の表現をめぐる重要作として、現在も高く評価されている。

原作は、20世紀文学を代表する作家フランツ・カフカの未完の長編小説『審判』。1925年に刊行された本作の主人公は、会社員ヨーゼフ・K。ある朝、理由も告げられないまま突然「逮捕」を告げられた彼は、無実を証明しようとするほど、正体の見えない巨大な裁判機構の迷宮へと入り込んでいく。

理不尽な制度や、出口の見えない不条理な状況を指す「カフカ的(Kafkaesque)」という言葉を象徴する、この20世紀文学を代表する悪夢を映画化したのが、オーソン・ウェルズだった。

今回の4Kレストア※は、STUDIOCANALとシネマテーク・フランセーズによって実施。オリジナル35mmネガをもとに、L’Image Retrouvéeにて4Kで映像・音声の修復が行われた。ウェルズならではの陰影に満ちたモノクロームの映像美、迷宮のような空間設計、カフカ的世界の不穏な質感が、鮮やかにスクリーンへ甦る。※シアター・イメージフォーラムでは2Kでの上映となります。

1962年/119分/フランス・イタリア・西ドイツ合作
監督・脚本:オーソン・ウェルズ/原作:フランツ・カフカ『審判』

出演:アンソニー・パーキンス、オーソン・ウェルズ、ジャンヌ・モロー、ロミー・シュナイダー、
エルザ・マルティネッリ、シュザンヌ・フロンほか
提供:JAIHO/配給・宣伝:グッチーズ・フリースクール

▶︎2026年10月3日(土)より公開
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《当日料金》一般:1,900円/大学・専門学生:1,400円(学生証の提示が必要)/シニア:(60歳以上)1,400円/会員:1,300円(会員証の提示が必要・同伴1名まで同額割引)/障がい者割引:1,300円(手帳の提示が必要・付添いの方1名まで同額割引)
毎月1日映画サービスデー:一律1,300円/毎週月曜日サービスデー:一律1,300円

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