日本鬼子(リーベンクイズ) 日中15年戦争・元皇軍兵士の告白

日本鬼子(リーベンクイズ) 日中15年戦争・元皇軍兵士の告白 戦後80年特別上映
「リーベンクイズ/日本鬼子」は日本が本格的な侵略戦争を開始した1932年の満州事変から日本の敗戦までの日中15年戦争の軌跡と世界情勢を追いながら、中国大陸で侵略 戦争の実行者となった元皇軍兵士14人を日本の各地に訪ね、彼らが行った加虐行為の 告白を記録したドキュメンタリーだ。日本の過去の恥部とも言える題材に果敢に取り 組んだ本作が2001年の初公開から18年の歳月を経てデジタル版として蘇り、また戦後80年の節目に、再びわたしたちに「戦争とは何か」を問いかける。
監督の松井稔が14名の証言者に依頼したことは、「誰かから聞いた、或いは他の人がやっていたという話ではなく『自分が何をしたのか』だけを話してもらいたい」そして「今、振り返ってみてこう思うではなく、出征前、そして戦地で、まさにその時にどう感じたのかを、曖昧な言葉でなく語ってもらう」というものだった。
証言者の生い立ち、学歴、職業は様々であり、軍隊での経歴も陸軍二等兵から 下士官、将校、さらに憲兵、軍医と多岐にわたる。中国人を虫けら同然の感覚で生体 解剖や細菌実験を繰り返した軍医、731部隊隊員。自らの功績や名誉のために拷問と 大量処刑を行った憲兵。上級者(古兵)の下級者(新兵)に対する私的制裁によって「上官の命令は天皇の命令である」という日本軍特有の軍隊的な気質をたたき込まれ、 人間性を喪失した兵士たち。
様々な葛藤を経て、彼らの口をついて出てきた言葉は、彼ら自身が行った壮絶な 事実。思い出したくない、しかし決して忘れることができない、まして、なかったことになどできない残虐な加虐行為の数々。人間の行いうる狂気のような行為と弱さ、そして実際の戦争を伝えたいという痛切な思いで、勇気をもって行った告白、証言を私たちが真剣に受け止めるまで、彼らの戦争は終わらない。
(『リーベンクイズ』とは『日本鬼子』の中国語読みで、満州で皇軍兵士たちが襲ってきた際に、中国の人々が兵士たちを称して用いた言葉。)
2000年/日本/16mm→DCP/160分
製作・監督:松井稔/製作・撮影:小栗謙一
制作:「日本鬼子」製作委員会
配給:ダゲレオ出版
▶︎2025年12月13日より1週間限定公開
◉連日午前10:30より1回上映
《当日料金》一般:1,500円/大学・専門学生:1,400円(学生証の提示が必要)/シニア:(60歳以上)1,400円/会員:1,300円(会員証の提示が必要・同伴1名まで同額割引)/障がい者割引:1,300円(手帳の提示が必要・付添いの方1名まで同額割引)
毎月1日映画サービスデー:一律1,300円/毎週月曜日サービスデー:一律1,300円











