作品案内

WE-入口と世界の出口

上映日程: 11月29日〜終了未定

美術×音楽×映像×身体表現。小池博史パフォーミングアートの最突端の映画化!

80年代から現在まで、世界を股にかけて舞台芸術をクリエイトし続けてきた鬼才・小池博史。その到達点のひとつが『WE-入口と世界の出口』である。2023年、東京・木場のEARTH GALLERYにて上演された『WE-入口と世界の出口』は、ライブ映像、映画、美術、ガラクタ音楽、古典音楽、ラップ、ヴォイスパフォーマンスやダンス、演劇など多様な要素が縦横に絡み合うオルタナティブな舞台表現を映画表現として再構築。岡本太郎現代美術賞受賞の美術家・山下渡の美術も必見。
物語の舞台は、上級、中級、下級国民に分かれるようになった2073年の日本。そこは表面上は平等をうたうが、誰もが監視し合う社会である。そして、その社会のなかで表向きとは大きくかけ離れ、治外法権的な場所として唯一残っていたスペース、それが「スペースE」。人々が、この出口の見えない「スペースE」に逃げ込み、そのなかで徐々に追い込まれ、互いが互いを幻惑と嘘の記憶とによって静かに追い込み、追い込まれていく姿を、映像、光、音などさまざまな実験的手法を駆使しながら描き出していく。

監督・脚本・振付:小池博史
出演:松島誠、今井尋也、福島梓、中谷萌、下町兄弟(percussion. rap)
音楽:下町兄弟
美術:山上渡
プロデューサー:白尾一博
撮影:小林基己、澤平桂志、柴田和也、櫻井莉紗
録音:吉田朋央、佐々木亨
編集:GENDAI EXPERIMENTAL LAB
衣装:浜井弘治
映像:白尾一博、澤平桂志
小道具:森聖一郎、中谷萌
照明:富山貴之
宣伝美術:梅村昇史
主催:株式会社サイ
制作:穂坂裕美、黒田麻理恵、中谷萌、柳澤梨夏
共催:EARTH+GALLERY、株式会社黒山社中、ライフアートユニオン
協賛:蓑田秀策
2025年/65分/パートカラー/DCP/1.85

▶︎2025年11月29日より公開
▶︎特別前売鑑賞券1,300円当劇場窓口にて近日発売(11/28までの販売/オンラインチケット予約には使用できません)

《当日料金》一般:1,900円/大学・専門学生:1,400円(学生証の提示が必要)/シニア:(60歳以上)1,400円/会員:1,300円(会員証の提示が必要・同伴1名まで同額割引)/障がい者割引:1,300円(手帳の提示が必要・付添いの方1名まで同額割引)
毎月1日映画サービスデー:一律1,300円/毎週月曜日サービスデー:一律1,300円

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