作品案内

百年の夢 デジタル・リマスター版

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上映日程: 12月3日〜1月20日

スロヴァキアの山岳地帯に暮らす老人たち。老いるとは何か?それぞれの生き様が人生の終わりを照らし出す。
カルパチア山脈の東側、スロヴァキア南西部のファトラ山地。この痩せた土地で、厳しい自然条件や孤独と闘いながら、農業や羊飼いを生業として暮らす70歳以上の老人たち。からくり人形作りに熱中する男性。事故で歩けず25年間膝を使い暮らしてきた男性。めんどりに聖書を読み聞かせる男性。結核を患い、納屋で50年間暮らすという農婦の姿は、いつか彼女自身の葬儀の写真に連なる。内なる自由をいきいきと生きる彼らにとっての愛や家族、夢、労働や人生の意義とは・・・。

16年の長きに渡り国外輸出禁止となっていた幻の衝撃作が30年の時を経て再びスクリーンに。
本作は1972年、共産党政権下のスロヴァキア共和国で製作されたドキュメンタリー映画である。完成後は16年の長きに渡り当局により輸出禁止とされた「幻の映画」であった。解禁後の1992年、日本でも劇場公開が実現、話題となった。今回は待望のデジタル・リマスター版での公開となる。

監督:ドゥシャン・ハナーク/スチル写真:マルティン・マルティンチェク、ウラジミール・ヴァヴレグ
撮影協力:ヤン・シュヴァンクマイエル
1972年/スロヴァキア/モノクロ/67分/配給:パンドラ

▶︎2022年12月3日(土)より公開予定
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《当日料金》一般:1,800円/大学・専門学生:1,300円(学生証の提示が必要)/シニア:(60歳以上)1,300円/会員:1,200円(会員証の提示が必要・同伴1名まで同額割引)/障がい者割引:1,200円(手帳の提示が必要・付添いの方1名まで同額割引)
毎月1日映画サービスデー:一律1,200円/毎週月曜日サービスデー:一律1,200円

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