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特別講座

【開催終了】サマースクール2022 <制作講座>アニメーション・ワークショップ:創造の最先端

[22.08.09]

世界が注目するエキスパートから学ぶ!

日本は世界が認めるアニメーション大国だが、商業アニメーションだけでなく、アートの分野でも、様々な技法を駆使する作家を多数輩出しており、まさに百花繚乱。本講座では、国際映画祭などで注目されている旬のアニメーション作家が手法と発想を伝授。ドローイングから半立体まで、それぞれの技法に秘められたアニメーションの面白さを体験してみよう。

 

■講座日程:8月22日(月)〜25日(木)、27日(土)〜30日(火) 〈8日間〉

■時間:19:00〜21:30

■受講費:24,000円(税込)

材料費、教材費含む。ただし、撮影時に使用するスマートフォン持参とします。お持ちでない方は申込時にご相談ください。

■定員:30名

 

■講座内容

[イントロダクション]

「アニメーションの発想」講師:水江未来

国内外のアート・アニメーション作品の参考上映と解説。

[実習]

「アニメーションの基礎」講師:水江未来

「振り子運動」「ボールのバウンス」「人物が歩く」などの基礎的な動きをドローイングで表現。

[実習]

「メタモルフォーゼ<1><2>」講師:キムハケン

ドローイング応用編として、メタモルフォーゼ技法にトライする。

[実習]

「半立体アニメーション<1><2>」講師:幸洋子

切り絵や雑貨小物を使用して、置き換えという技法でアニメーション制作。

[実習]

「ロトスコープ<1><2>」講師:岩崎宏俊

ロトスコープ技法の解説とロトスコープアニメーション制作。

 

■講師

水江未来(アニメーション作家)

細胞や微生物、幾何学図形を用いた音楽的なアプローチの抽象アニメーションを数多く制作。2011年、短編作品『MODERN No.2』が、ベネチア国際映画祭(イタリア)でワールドプレミア上映され、翌年のアヌシー国際アニメーション映画祭(フランス)で、音楽賞を受賞。2014年、短編作品『WONDER』が、ベルリン国際映画祭(ドイツ)でワールドプレミア上映され、同年のアヌシー国際アニメーション映画祭で、CANAL+CREATIVE AID賞を受賞。2014年には、これまで制作した短編作品を再編集して1本にまとめたオムニバス長編映画『ワンダー・フル!!』が、全国15館で劇場公開された。現在、長編アニメーション『水江西遊記(仮)』を製作中。

 

キム ハケン(アニメーション作家)

1982年韓国ソウル生まれ。2013年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。東京工芸大学アニメーション学科助教。主な作品に『ぐりうむ』(2010)、『Awaiting』(2011)、『MAZE KING』(2012)、『Jungle Taxi』(2016)、『RED TABLE』(2021)。

 

岩崎宏俊(美術家、映像作家)

1981年生まれ。博士(美術)。ロトスコープをシュルレアリスムなどの20世紀の前衛芸術運動と比較美術し体系化した独自のロトスコープ論を確立し研究と実践を続けている。主な作品に『DARK MIXER』(2014)、『On Time Off Time』(2020)など。

 

幸洋子(アニメーション作家)

1987年生まれ、愛知県出身、東京都在住。日々感じた出来事をもとに、様々な画材や素材で作品を制作している。主な作品に、幼少期の曖昧で不思議な記憶をもとに制作した『黄色い気球とばんの先生』(2014)、横浜で出会ったおじさんとの一日を描いた『ズドラーストヴィチェ!』(2015)、鴻池朋子原作の詩「風の語った昔話」をもとに制作した『夜になった雪のはなし』(2018)、ミュージシャン清水煩悩と共同制作したミュージックビデオ『シャラボンボン』など。〈yoko-yuki.com〉


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