■実際の戦場にいないぼくらが、今真っ先にやらなくてはならないのは「美しさ」や「エロス」の再検証だ。テロや破壊への衝動の根幹がそこ にあるような気がすし、映像や音楽によるサンプリングがさらなる「美」を生み、それが現実へとフィードバックしていくことをどう捉えるのか、 このことを考慮すること抜きに僕らの次はないと思うからだ。
──大友良英(ミュージシャン)
■事実を語るTVはデマ製造機だったという。 この壮絶なメッセージが語るのは、 ギャグによる真実だ。
──足立正生(映画監督)
■モップで血を捌くこと──ハイジャックとテロリズムの具体的な現われとはそういうことだ。
──椹木野衣(美術評論)
■他に例を見ないエネルギー、派手さ、社会問題と美的な問題を融合させる説得力、胃袋をかき回すパワー!
──ニューヨーク・タイムズ
■切迫した感覚、感情をゆさぶる作品。
──タイムズ(ロンドン)
■ひとつひとつのカットが深く潜って行き、それがやがて心が痛むまで続く。
──サンフランシスコ・ベイ・ガーディアン
■ローラーコースターで歴史を駆け抜ける、エキセントリックな旅行
──タイム・アウト(ロンドン)
■狂乱の、大爆笑の歴史。
──デ・モルゲン(ブリュセル)
■魔法にかけられるような作品。
──ロサンゼルス・タイムズ
■殺されろ。 そうすれば有名になれるかもしれない。
──ドン・デリーロ、「マオII」より
■座席次第で犯人やテロリストとの接触は防げると言います。 犯人が出入りする非常扉に近すぎても遠すぎてもいけません。通路側は無防備です。 狙われやすさは一番。 操縦室近くのファーストクラスは危険。 脱出方法を確認すること
──プロ操縦士
■君ら西洋人にとって、 境界というのは壁とか限界を意味するのだろうが、 我々にとってはチャンスを意味するのだ。
──チェチェン・ギャング
■小説家とテロリストはゼロ・サム・ゲームを競っている。 テロリストの勝ちは小説家の負けだ。
──ドン・デリーロ、「マオII」より
■もしここで君にキスをしたら、 それはテロリズム的行為だと言われるだろう。 だったら我らはピストルをベッドに持ち込んで、 酔っぱらった盗賊のように、 町中を真夜中にたたき起こそうではないか。
──ハキム・ベイ(アナキスト思想家)
■もしかしたら空は本当は緑色で、 僕らがただ色盲なだけなのかも。
──バート・シンプソン(アニメ『シンプソンズ』主人公)
■さあ、 歴史とランデブーする時がきた!──ライラ・ハリド
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