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特別講座

【開催終了】サマースクール2023<制作講座>アニメーション・ワークショップ:創造の最先端

[23.07.11]

[※対面のみの講座です。オンラインでの受講はできません]

世界が注目するエキスパートから学ぶ!
日本は世界が認めるアニメーション大国だが、商業アニメーションだけでなく、アートの分野でも、様々な技法を駆使する作家を多数輩出しており、まさに百花繚乱。本講座では、国際映画祭などで注目されている旬のアニメーション作家が手法と発想を伝授。ドローイングから半立体まで、それぞれの技法に秘められたアニメーションの面白さを体験してみよう。
■講座日時:8月18日(金)〜8月26日(土) 〈8日間〉※8月20日(日)は休講 連日19:00〜21:30
■受講費:24,000円(税込)
材料費、教材費含む。ただし、撮影時に使用するスマートフォン持参とします。お持ちでない方は申込時にご相談ください。
■定員:30名

 

 

 

 

 

 


[講座内容]

▶ イントロダクション
「アニメーションの発想」講師:水江未来(アニメーション作家)
国内外のアート・アニメーション作品の参考上映と解説。

▶ 実習1
「アニメーションの基礎」講師:水江未来
「振り子運動」「ボールのバウンス」「人物が歩く」などの基礎的な動きをドローイングで表現。

▶ 実習2
「メタモルフォーゼ<1><2>」講師:キムハケン(アニメーション作家)
ドローイング応用編として、メタモルフォーゼ技法にトライする。

▶ 実習3
「ロトスコープ<1><2>」講師:久保雄太郎(アニメーション作家)
ロトスコープ技法の解説とロトスコープアニメーション制作。

▶ 実習4
「半立体アニメーション<1><2>」講師:幸洋子(アニメーション作家)
切り絵や雑貨小物を使用して、置き換えという技法でアニメーション制作。

 

 

 

 

 

 

 


■講師
水江未来(アニメーション作家)
細胞や微生物、幾何学図形を用いた音楽的なアプローチの抽象アニメーションを数多く制作。2011年、短編作品『MODERN No.2』が、ベネチア国際映画祭(イタリア)でワールドプレミア上映され、翌年のアヌシー国際アニメーション映画祭(フランス)で、音楽賞を受賞。2014年、短編作品『WONDER』が、ベルリン国際映画祭(ドイツ)でワールドプレミア上映され、同年のアヌシー国際アニメーション映画祭で、CANAL+CREATIVE AID賞を受賞。2014年には、これまで制作した短編作品を再編集して1本にまとめたオムニバス長編映画『ワンダー・フル!!』が、全国15館で劇場公開された。現在、長編アニメーション『水江西遊記(仮)』を製作中。

キム ハケン(アニメーション作家)
1982年韓国ソウル生まれ。2013年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。東京工芸大学アニメーション学科助教。主な作品に『ぐりうむ』(2010)、『Awaiting』(2011)、『MAZE KING』(2012)、『Jungle Taxi』(2016)、『RED TABLE』(2021)。

久保雄太郎(アニメーション作家)
1990年大分県生まれ。東京工芸大学、東京藝術大学大学院でアニメーションを学び、2014年よりフリーランス。インクなどの画材を用いて手描きの短編アニメーションを制作。主に国際映画祭を舞台に作品を発表し、Anima Mundi(ブラジル)ベストギャラリー賞受賞。プチョン国際アニメーション映画祭(韓国)オンライン部門グランプリ受賞。その他にも、アヌシー、ザグレブ、オタワなどの主要アニメーション映画祭にノミネート。

幸洋子(アニメーション作家)
1987年、愛知県名古屋市生まれ、東京都在住。幼少期から絵を描くことやビデオカメラで遊ぶことが好きだったため、アニメーションに楽しさを見出し、日々感じたことをもとに、様々な画材や素材で作品を制作している。主な作品に、幼少期の曖昧で不思議な記憶をもとに制作した「黄色い気球とばんの先生」、横浜で出会ったおじさんとの一日を描いた「ズドラーストヴィチェ!」、現代美術家鴻池朋子原作の詩「風の語った昔話」をもとに制作した「夜になった雪のはなし」、ミュージシャン清水煩悩と共同制作したミュージックビデオ「シャラボンボン」、自身の絵日記からインスピレーションを受け制作した最新作「ミニミニポッケの大きな庭で」は第75回ロカルノ映画祭にてプレミア上映後、第40回サンダンス映画祭祭など国内外の映画祭にて公式セレクション。


 

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