ABOUT

 

イメージフォーラム 映像研究所とは

19世紀末に誕生した映画は「映像の世紀」と言われた20世紀に様々な技術革新を重ねつつ、爆発的な広がりを見せてきました。さらに映画誕生から約100年を経た20世紀末には映像機器のデジタル化、小型化が一気に促進され、現在は誰でもが手軽に映像制作を行えるようになりました。イメージフォーラムは先行すること約40年、個人による映像制作が一般的でなかった1972年に個人の手による映像作品を上映、配給する拠点として誕生しました。

また、1977年のイメージフォーラム映像研究所ワークショップ設立時のパンフレットには次のような言葉が掲載されています。「<映像研究所>のきわだった特長は、映像をごく身近な(人間的な)コミュニケーション・メディアとしてあつかう点にあります。いわゆる職能的な映画製作技術の習得をめざすところではありません」。

技術革新により誰でも映像制作を行い、発表できる時代になりましたが、世界中に溢れる映像の内容に目を向けてみれば、それらの多くはあくまでも産業としての映像であり、個人の視点に立脚したメッセージを発信したり、未来の映像表現を開拓するような新しい発想を生み出すものは少ないと言えます。これからもイメージフォーラム映像研究所では設立時の理念を継承し、映像を人間的なコミュニケーション・メディアとして捉え、表現の開拓者を育成します。

ワークショップの根幹となる作品講評では、常識にとらわれない自由な発想を重視。40年に渡り、受講生の個性を活かしたオリジナリティあふれる作品が生み出されてきました。卒業生には国際映画祭などを舞台に活動する映像作家、映画監督をはじめ、文学、写真、絵画、音楽など幅広い分野で活躍する表現者がいます。

© 2019 Image Forum All rights reserved.