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サマースクール2021 <鑑賞講座>フィルム・ヒストリー:エクスペリメンタル映画入門 

[21.07.29]

[※対面のみの講座です。オンラインでの受講はできません]

デジタル機材の発達を通じていまや身近になった映像表現。その様々な表現の歴史を辿ってみると、産業としての映画とは別のアートとしての映画(実験映画)という大きなムーブメント、そして数々の冒険者・先駆者たちに出会う。映像メディアの特質に根差したこのもう一つの映画史の流れを、映画前史、 20年代前衛映画、戦後アメリカのアンダーグラウンド映画、そして現在の新しい映像アートまで、時代を追い国内外の代表作を見つつ映像作家のユニークな思考と表現にふれる。

 

講座日程■8月23日(月)〜8月28日(土)<6日間>

時間■19:00〜22:00

受講費■15,000円

定員■30名


■上映作品(外国) [8月23日(月)〜8月25日(水)]

【映画誕生 その驚異】

列車の到着<リュミエール兄弟、1895、フランス>

月世界旅行<ジョルジュ・メリエス、1902、フランス>他

【アヴァンギャルド/シュルレアリズム映画】

バレエ・メカニック<フェルナン・レジェ、1924、フランス>

アンダルシアの犬<ルイス・ブニュエル+サルバドール・ダリ、1928、フランス>

午後の幽霊<ハンス・リヒター、1928、ドイツ>他

【絶対映画から抽象映画へ】

対角線交響曲<ヴィキング・エッゲリング、1924、ドイツ>

トレード・タトゥー<レン・ライ、1937、イギリス>他

【拡張する現実 ロシア・アヴァンギャルド】

カメラを持った男<ジガ・ヴェルトフ、1929、ロシア>(抜粋)他

【アメリカ・アンダーグラウンド映画】

午後の網目<マヤ・デレン+アレクサンダー・ハミット、1943、アメリカ>

A Movie<ブルース・コナー、1958、アメリカ>

スリープ<アンディ・ウォーホル、1963、アメリカ>

ドッグ・スター・マン(第2章)<スタン・ブラッケージ、1963、アメリカ>

ウォールデン<ジョナス・メカス、1969、アメリカ>(抜粋)他

【構造映画】

秋の樹々<クルト・クレン、1960、オーストリア>

波長<マイケル・スノウ、1967、カナダ>(抜粋)他

【ロンドン・フィルムメーカーズ・コーポとイギリスの実験映画】

チューインガムの少女<ジョン・スミス、1976、イギリス>他

【メタ映画 メディアの探求】

ダイアル・ヒストリー<ヨハン・グリモンプレ、2002、ベルギー・フランス>(抜粋)

移行する行為<マーティン・アーノルド、1993、オーストリア>他

【ナラティブの実験】

毎日強くなる<ミランダ・ジュライ、2001、アメリカ>他

【歴史/時間/政治としての風景】

セントラル・ヴァレー<ジェームス・ベニング、1999、アメリカ>(抜粋)他

 

 

 

 

 

 

■上映作品(日本) [8月26日(木)〜8月28日(土)]

【戦後復興からアングラへ】

キネカリグラフ<グラフィック集団、1955>

へそと原爆<細江英公、1960>

シベール<ドナルド・リチー、1968>

トマトケチャップ皇帝<寺山修司、1970>

【映画で映画を考える】

映画-LE CINEMA<奥山順市、1975>

観測概念<山崎博、1975>

アートマン<松本俊夫、1975>

SPACY<伊藤高志、1981>

【アニメーション表現の系譜】

人間動物園<久里洋二、1967>

why<田名網敬一、1975>

Black Fish <相原信洋、2006>

わからないブタ<和田淳、2010>

【油断ならないナラティヴ】

15日間<鈴木志郎康、1980>

映像書簡7<かわなかのぶひろ+萩原朔美、1996>

チェンマイ チェンライ ルアンパバーン<栗原みえ、2012>

【現代美術へ/現代美術から】

部屋/形態<石田尚志、1999>

氏の肖像<小瀬村真美、2004>

 

 

 

 

 

 


■講師

山下宏洋(イメージフォーラム・フェスティバル ディレクター)

2001年から現在までイメージフォーラム・フェスティバルにてディレクターを務める。2005年から渋谷のアート系映画館、シアター・イメージフォーラムの番組編成担当。ブリュッセル芸術の宮殿や香港映画祭をはじめ、世界各地の映画祭やメディアアート・フェスティバル、美術館などでプログラミング/キュレーションを行い、カンヌ映画祭監督週間、ロッテルダム国際映画祭を初め数々の映画祭で審査員を務める。例年平均10前後の国際映画祭に参加し、世界の映像アート作品の最先端の動向に通じている。

 

澤隆志(映像作家、キュレーター)

2000年から2010年までイメージフォーラム・フェスティバルのディレクターを務める。現在はフリーランス。パリ日本文化会館、あいちトリエンナーレ2013、東京都庭園美術館、青森県立美術館、長野県立美術館などと協働キュレーション多数。「Track Top Tokyo」(2016)、「めぐりあいJAXA」(2017-)、「都市防災ブートキャンプ」(2017-)、「写真+映画=列車」(2018)、「浮夜浮輪」(2018) などプロデュース。


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