フィルモグラフィー

※(Tl)は作者・筆

『時空』

(共作)1977/20分/8ミリ/カラー

『能』

1977/4分/8ミリ/カラー/サイレント

松本俊夫の『アートマン』に興奮し、居ても立ってもいられなくなり作った作品。能面の写真を様々な風景の中に置き、その写真めがけカメラが狂ったように寄ったり引いたり回り込んだりする。能面に対する不気味な感覚を凶暴な映像で表現したいと思った。(TI)

『MOVEMENT』

1978/3分/8ミリ/サイレント

『MOVEMENT-2』

1979/3分/8ミリ/サイレント

『MOVEMENT』シリーズは3作制作。この頃私は8ミリカメラのコマ撮り機能の面白さに熱中していた。圧縮された時間、切り刻まれた時間が紡ぎ出すスピード感と非日常的な視覚体験に快感を覚えていた。(TI)

『MOVMENT-3』

1980/3分/8ミリ/サイレント

『SPACY』の試作的作品。あわせ鏡の間に立った時の鏡の中の入れ子空間へ次々と突入できたらどのような視覚的運動感が得られるのかという興味にとりつかれ、無我夢中で作った作品。失敗の繰り返しの結果ついに生まれた突入映像には自分でも興奮した。(TI)

SPACY
SPACY
SPACY

『SPACY』

1981/10分/16ミリ/モノクロ・カラー/音響:稲垣貴士

82年兵庫県立近代美術館で上映/82年パリ市立近代美術館で上映/83年香港国際映画祭招待/83年富山県近代美術館で上映/84年イギリス・エジンバラ国際映画祭招待/85年福岡県立美術館で上映/90年ロンドン・ヤング・ジャパニーズ・シネマ招待上映/92年ポーランド・ワルシャワ現代芸術センターほか中欧3力国講演付上映(「SPACY」ほか伊藤高志作品5作上映)/93年スペイン、マドリッド映画週間招待/96年石川県立美術館で上映/97年ブラジル、サンパウロ国際短編映画祭招待(『SPACY』ほか伊藤高志作品9作上映)/95年フランス、クレルモンフェラン短編映画祭「短編映画の1世紀」で上映された100本の中の1本に選出/パリ、ポンピドー・センター所蔵

彼の映画はジェットコースターに似ている。視るという行為をかきまわすことは、身体的機能としての眼に挑戦すること、眼に挑戦することは、身体そのものを相手どることだ。安全で静かな暗闇に体育館を映写するだけで脂汗がにじみだす。(如月小春)

BOX

『BOX』

90年ロンドン、ヤング・ジャパニーズ・シネマ招待上映

立方体のそれぞれの面に風景写真を貼りつけコマ撮りした。箱は永遠に回転しているように見えるが、実際は90°しか回転していない。この視覚のトリックは『SPACY』と基本は同じである。立体から平面へ、またその逆へと空間の認識の撹乱がねらい。(TI)

THUNDER

『THUNDER』

1982/5分/16ミリ/カラー/音響:稲垣貴士

96年石川県立美術館で上映/83年ベルリン国際映画祭招待

この映画は、いくつかの記号系の軸を考え、これを重ねて統合した図式をもとにしてつくられているものと考えられる。コマが単位だから、視覚への反応を意味とした記号の集積をデザインし、時間の中にプログラムするといったことになる映画で、一種のゲーム的映画と言えよう。(鈴木志郎康)

SCREW

『スクリュー』

1982/3分/16ミリ/カラー/サイレント

『FACE』

1983/3分/8ミリ/カラー

DRILL

『DRILL』

1983/5分/16ミリ/モノクロ/サイレント

84年福岡市美術館で上映/85年埼玉県立近代美術館で上映/90年ロンドン、ヤング・ジャパニーズ・シネマ招待上映/91年オランダ、ロッテルダム国際映画祭招待

作者が住んでいた社員寮の玄関を撮影。一本の柱を中心にしてその左右が歪み、アナモルフォーシス画のような不安定な空間を生む。『SPACY』『BOX』と同様にたくさんの写真を素材にして作られ、映画の最後は激しい動きになるが、そのどれよりもポエティックである。(中島崇)

『FLASH』

1983/5分/ビデオ/サイレント稲垣貴士との共作

GHOST

『GHOST』

1984/6分/16ミリ/カラー/音響:稲垣貴士

85年福岡県立美術館で上映/85年オーストラリア、メルボルン「日本現代美術展」で上映/87年全オーストラリア巡回上映/92年ワルシャワ現代芸術センターほか中欧3力国講演付上映

『THUNDER』制作時に思いついた、像を宙に浮かすアイデアを実現したくてこの作品を作った。全編長時間露光によるコマ撮り撮影。当時住んでいた会社の寮で仕事から帰って夜中撮影、朝方2時間ほど寝て出勤するという生活が続き死にそうになった。(TI)

DRILL 2

『DRILL-2』

1985/3分/8ミリ/カラー/音響:近藤達郎

GRIM

『GRIM』

1985/7分/16ミリ/カラー/音響:稲垣貴士

86年シカゴ・フィルムセンターを始めとして全米巡回上映/87年福 岡県立美術館で上映

室内の様々なモノからその表皮のみが剥ぎ取られ宙を漂い他のモノに貼りつくというアイデアを『GHOST』制作時に思いつきこの作品でふくらませてみた。この作品も全編長時間露光のコマ撮り。GRIMとは“ぞっとするような”という意味。(TI)

Photodiary

『写真記』

1986/3分/8ミリ/カラー/サイレント

福岡、「パーソナル・フォーカス」で上映

8ミリフィルム作品は、そのほとんどが福岡で開催されている3分間映画特集「パーソナル・フォーカス」のために制作したものだ。この作品は日頃撮りためておいた日記的写真をラフな気分でアニメートしたもの。(TI)

WALL
WALL

『WALL』

1987/7分/16ミリ/カラー/音響:稲垣貴士

東京、イメージフォーラム・フェスティバル1987招待/87年ニュージーランド国際映画祭招待/87年全オーストラリア巡回上映/87年ドイツ、オスナブリュック実験映画祭招待/87年ドイツ、ケルン日本文化センターで上映/89年サンフランシスコ国際映画祭招待/90年ロンドン、ヤング・ジャパニーズ・シネマ招待上映

インテリア会社の15秒CMとして手掛けたものを発展させて完成させた作品。手に持った写真のフレームの中でレンガ造りの巨大な倉庫が激しく半回転の往復運動を繰り返す。写真という平面性を強調しながらそのフレーム内にダイナミックな奥行き感を作りたかった。(TI)

Photodiary 87

『写真記87』

1987/3分/8ミリ/カラー/サイレント

87年福岡県立美術館「パーソナル・フォーカス」で上映

日常の様々な出来事に目をむけてその時の自分の気持ちを告白してゆくような日記映画を、自分ならではのトリッキーな手法で描きたいと思った。親戚の結婚式の写真、自宅の窓から見える景色、旅の記録写真などを様々な技法でコマ撮りしていった。(TI)

Devil 's Circuit

『悪魔の回路図』

1988/7分/16ミリ/カラー/音響:稲垣貴士

東京、イメージフォーラム・フェスティバル1988招待/91年ロンドン映画祭招待/93年スペイン、マドリッド実験映画週間招待

屋根の間から1本だけそびえ立つ60階建ての高層ビルが物凄いスピードで回転する映画。高層ビルを中心にした半径4〜500mの円周を48分割し、その地点から写真を撮りそれらの素材をコマ撮りしていった。当初富士山でやろうと思ったがその労力を想像してあきらめた。(TI)

The Mummy’s Dream

『ミイラの夢』

1989/5分/16ミリ/モノクロ/サイレント

東京・大阪、イメージフォーラム・フェスティバル1989招待/89年ロンドン映画祭招待/90年香港国際映画祭招待

表層的な美の裏側はすべてが腐敗してしまっているという都会のイメージを映像化。人の姿が消え去った街の風景や装飾がはがれ臓物が剥き出しになった建造物など、“死”かのイメージを探すため東京都内をくまなく歩き回って撮った写真を素材にアニメートした。(TI)

VENUS

『ビーナス』

1990/4分/16ミリ/モノクロ/サイレント

東京・大阪、イメージフォーラム・フェスティバル1990招待

昼下がり、わが子を抱きかかえた妻が団地内の公園にたたずんでいる。美と愛の象徴のような光景。ところがこの二人には顔が無い。彼らの消え去った場所をカメラは何かを捜し求めるように執拗にねらい続ける。家族と自分との関係とは何かを模索し始めた。(TI)

December Hide-and-Go-Seek

『12月のかくれんぼ』

1993/7分30秒/ビデオ

韓国、光州ビエンナーレ1995「INFOART」招待

竜太5才。自分の息子にもかかわらず時々この小さな人間は自分の何なのかと思うことがある。喜び悲しむ表情を見ていても、抱きかかえた時のぬくもりを肌で感じても、私の感情がぼんやりする瞬間がある。(Tl)

THE MOON

『THE MOON』

1994/7分/16ミリ/カラー/音響:稲垣貴士

東京・大阪、イメージフォーラム・フェスティバル1994招待/95年ロッテルダム国際映画祭招待/95年カナダ、バンクーバー国際映画祭招待/95年インド、ケララ国際映画祭招待/96年ニュージーランド映画祭招待

むかし夢の中によく出てきた、月明かりに浮きあがる神秘的で不気味な風景。たとえば夜空に浮かぶちぎれた雲の塊が月光に照らされ、その上をまつ黒な物体がゆっくり回転しながら飛んでゆくとか……この言いしれぬ快感に満ちた不条理な風景、空間。(TI)

ZONE
ZONE

『ZONE』

1995/13分/16ミリ/カラー/音響:稲垣貴士

東京・大阪、イメージフォーラム・フェスティバル1995招待/95年ニューヨーク映画祭招待/96年ドイツ・オーバーハウゼン国際映画祭優秀賞受賞/96年オーストラリア・ブリスベン国際映画祭招待/95年カナダ、バンクーバー国際映画祭招待/96年フィンランド、タンペレ国際短編映画祭招待/96年ニュージーランド映画祭招待/96年ドイツ、ヨーロピアン・メディア・アート・フェスティバル招待

顔のない男についての映画。手と足をロープで縛られた不具の男は、白い部屋の中で微動だにしない。妄想に取りつかれた男は、改造された私の自我でもある。自己の内面を表した部屋の中の奇妙な場面の数々。記憶と悪夢と、暴力的イメージを関連づけることを試みた。(Tl)

Apparatus M
Apparatus M

『ギ・装置M』

1996/6分/16ミリ/カラー/サイレント/出演:森村泰昌

横浜美術館、森村泰昌展「美に至る病女優になった私」で公開/97年アメリカ、ワシントンDCレズビアン&ゲイ・フェスティバル招待/97年オランダワールドワイド・ビデオ・フェスティバル招待/97年アメリカ、オリンピア映画祭招待/97年オーストラリスブリスベン国際映画祭招待

97年オランダワールドワイド・ビデオ・フェスティバル招待/97年アメリカ、オリンピア映画祭招待/97年オーストラリスブリスベン国際映画祭招待
1996年4月6日一6月9日に横浜美術館で開催された、森村泰昌展のために制作された。「7年目の浮気」のマリリン・モンローに扮した森村泰昌をモデルに撮影。森村、モンロー、女優、偽装、虚飾、セックス、死といったキーワードから受けるイマジネーションを映像化した作品。

MONOCHROME HEAD
MONOCHROME HEAD

『モノクローム・ヘッド』

1997/10分/16ミり/カラー/音響:稲垣貴士/出演:山中龍一/安部まりか/児玉一成

東京・大阪・横浜・福岡、イメージフォーラム・フェスティバル1997招待/97年韓国、釜山国際映画祭招待/97年バンクーバー国際映画祭招待/97年アメリカ、オリンピア映画祭招待/98年ロッテルダム国際映画祭招待

唐突に目に飛び込んでくるのは、空気を切って野球のバットをブンブン振る少女の姿だ。そのスピードの速さ紙作者がこれまで作ってきた映画制作のリズムにも思える。あるいはまた、ティーン・エイジャー達の狂気の象徴か、伝説の生き物を呼び出す儀式か?(中島崇)

A Silent Day

『静かな一日』

1999年/15分/16ミリ/カラー・モノクロ/サイレント/出演:安部まりか/撮影協力:久保めぐみ、竹中みのり

イメージフォーラム・フェスティバル1999招待

死の幻影におびえ続けている女が迎える最期の一日という設定で、彼女の行為や彼女に見える世界を描く。この作品は、芥川龍之介の晩年の小説「歯車」から強烈なインスピレーションを受けている。絶望的な死への道のりで男が見る、静かだが狂気に満ちあふれた様々な風景にいたく感動し、私もこんな世界を映像で作ってみたいと思った。(TI)

Dizziness
Dizziness

『めまい』

2001/16ミリ/カラー/11分/音響:木津裕史/絵画:住山達也/協力:湯浅弘章/出演:竹中みのり、久保めぐみ

イメージフォーラム・フェスティバル2001招待

前作『静かな一日』のラスト、鉄橋の上で自分に8ミリカメラを向ける女の子は、映画で直接的には描かれていないが、投身自殺をはかる。その様子を偶然見ていた二人の女の子のもう一つの壊れた心の状態を描く。職業がら接することの多い若い人達の心の病や、私自身の最近よく感じる精神状態の不安定さから沸いてくる様々なイメージを繋いでみた。(TI)

A Silent Day
A Silent Day

『静かな一日・完全版』

2002/ビデオ/カラー/20分/音響:稲垣貴士/協力:竹中みのり、久保めぐみ、永田武士、モンノカズエ/出演:安部まりか

イメージフォーラム・フェスティバル2002招待/03年ローザンヌ・アンダーグラウンド・フィルム&ミュージック・フェスティバル実験映画最高賞

1999年制作の『静かな一日』は、生と死の間を揺れ動く少女の不安を描いた作品で、その当時の私自身の不安定な精神状態を強く反映している。あれから3年経ち、冷静にこの作品を見直していく中で、私は一つのアイデアを思い付いた。それは『静かな一日』という映画を撮ろうとしている少女という設定に変えてしまうというもの。ラストの彼女の投身自殺はほんとの出来事なのか、それとも彼女が作ろうとしてる映画の中の出来事なのか判然としないという結末にすることで、溶け合う虚実、世界の曖昧性という最近の私のテーマを結実させたい。 (TI)

A Silent Day

『アンバランス』 (オムニバス映画 『 TOKYO LOOP 』の一篇)

2006年/5分/ビデオ/b&w/音楽:山本精一/出演:坂本優

06年ロカルノ国際映画祭招待/06年バンクーバー国際映画祭招待/06年釜山国際映画祭招待

何か得体の知れない大きな力が私たちの精神のバランスを崩しているように思えてならない。というもやもやした不安を描くというのが私にとってのここ数年のテーマである。今回は東京を思いっきりネガティブなイメージとして捉え、表層的で虚飾的な世界の中でもがき苦しむ人々の心の状態を描いてみた。(TI)

その他

●劇映画における特殊視覚効果担当作品


1984
『逆噴射家族』(監督:石井聰互/タイトルバック&ラストシーンの写真アニメ)
1988
『死霊の罠』(監督:池田敏春/怪物がヒロインを襲うシーンの写真アニメ)
1990
『ジパング』(監督:林海象/黄金の国ジパングへワープするシーンの写真アニメ)
1995
『濱マイクシリーズ第3弾・罠』(監督:林海象/幻覚シーンの写真アニメ)
1997
『キャッツ・アイ』(監督:林海象/悪の巣窟ビルをスキャンするシーンの写真アニメ)

●コラボレーション作品


1984
「MORAL」(作・演出:如月小春/大泉西友スタジオR)
※舞台空間内の映像の立案・制作(8mm、VTR、スライドのソフト制作)
1985
「MORAL 2nd」(作・演出:如月小春/渋谷パルコPART3)
※舞台空間内の映像の立案・制作(8mm、VTR、スライドのソフト制作)
1985
「ISLAND」(作・演出:如月小春/ベニサンピット)
舞台空間内の映像の立案・制作(8mmのソフト制作)
1986
「SAMSA」(作・演出:如月小春/FM東京ホール)
舞台空間内の映像の立案・制作(スライドのソフト制作)
1990
「ESCAPE」(作・演出:如月小春/築地本願寺)
舞台空間内の映像の立案・制作(スライドのソフト制作)
1996
「青ひげ公の城」(作・演出:如月小春/近鉄アート、神戸アートビッレセンター、シアターX)
※舞台空間内の映像の立案・制作(スライドのソフト制作)
1996
「森村泰昌展“美に至る病-女優になった私”」(作・演出:森村泰昌/横浜美術館)
※森村泰昌出演の16mm映画を監督・撮影・編集。特設会場にてループ上映。
1999
「BEACON」(Kosugi+Ando、吉岡洋、稲垣貴士との共作によるインスタレーション/中京大学)
※映像(VTR)の演出・撮影・編集。
2000
「メトロノーム」(岩下徹《ダンス》×伊藤高志《映像》によるコラボ/京都造形芸術大学G31教室)
※構成・演出・映像制作。
2001
「Double/分身」(山田せつ子《ダンス》×伊藤高志《映像》によるコラボ/京都芸術劇場Studio21)
※構成・演出・映像制作。
2002
「ふたりだけ」(伊藤キム《ダンス》×伊藤高志《映像》によるコラボ/世田谷パブリックシアター)
※舞台空間に映像を導入、その映像のプランニングおよび制作。
2003
「現代能楽集“AOI/KOMACHI”」(作・演出:川村毅/世田谷パブリックシアター)
※舞台空間に映像を導入、その映像のプランニングおよび制作。
2006
「裏切りとしての身体-ジュネの言葉とダンスの出会う場所」(企画・構成:山田せつ子/ダンサー:白井剛、岩下徹、寺田みさこ、砂連尾理、山田せつ子/京都芸術劇場Studio21)
※ジャン・ジュネのテキストに基づくダンス公演「恋する虜」のための公開セミナーで映像担当。
2007
「ジュネへ応答する8日間」(企画・構成:山田せつ子/京都芸術劇場Studio21)※ダンス公演「恋する虜」のためのワーク・イン・プログレスで映像担当。
2008
「恋する虜-ジュネ/身体/イマージュ」(企画・構成:山田せつ子/京都芸術劇場春秋座)
※舞台空間に映像を導入、その映像のプランニングおよび制作。
2009
「恋する虜/The Dead Dance」(作・演出:伊藤高志/京都芸術劇場春秋座)
※劇場の舞台上に4枚の巨大な鏡やダンサーの等身大の写真を設置し、11台のプロジェクターで映像を投影するインスタレーション作品。20分の映像をループで上映。
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