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ヤング・パースぺクティヴ2007
5/12(土)13(日)19(土)20(日) 26(土)27(日)
6/2(土)3(日)6/9(土)10(日) 16(土) 17(日)23(土)24(日)30(土)
7/1(日)

「イメージフォーラム・フェスティバル2007」一般公募部門の第一次審査通過作品を中心にセレクトした12プログラムを一挙上映。

  • 孤島の歌

    孤島の歌
  • BRAIN ASH

    BRAIN ASH
  • 壊したいおもちゃ

    壊したいおもちゃ
  • sign

    sign
  • 朝に見た夢見た朝に

    朝に見た夢見た朝に
  • スバン

    スバン
  • パンタロンに届かない

    パンタロンに届かない
  • 献身

    献身
  • 1/2の蒸発

    1/2の蒸発
  • 幸せな記憶

    幸せな記憶
  • パーク

    パーク
  • ラテ指数11,123+

    ラテ指数11,123+

    受付

  • 当日900円 会員600円 3回券2000円

    タイムテーブル

日付 2:00 4:00 7:30
5/12 - - A
5/13 B C -
5/19 - - D
5/20 E F -
5/26 - - G
5/27 H I -
6/2 - - J
6/3 K L -
6/9 - - L
6/10 K J -
6/16 - - I
6/17 H G -
6/23 - - F
6/24 E D -
6/30 - - C
7/1 B A -

このプログラムは「イメージフォーラム・フェスティバル2007」一般公募部門に応募された470作品のうち、第一次審査を通過した作品を中心にセレクトした53作品を、テーマ別に12プログラムで上映する特集企画である。 現在開催中の「イメージフォーラム・フェスティバル2007」の国内外のプログラムとも響きあうアクチュアルな新作群を上映する。 Aプログラムでは、3人の女性作家がそれぞれの家族に対し、言葉遊びや独白などで力強い言葉を投げ掛ける。 BプログラムではIFFの特集プログラム「キマイラたち」に匹敵する様な異形の身体たちが蠢く。「忘」や「BRAIN ASH」のムニュっとした悪夢的世界に要注意。 Cプログラムは視線と空間との関係に着目。「百六十度」は垂直の運動、「Time Gradation002」は各瞬間のスリット写真を横に展開した時間と光のパノラマ。最大望遠で撮影したパースの無い風景を、男子学生の見えざる圧迫感に表象した「壊したいおもちゃ」をカップリングした。 Dプログラムはじっと見ること、が、私を省みることに変貌していくような凝視のストーリー。部屋を行き交う線(「denotation」)、移動撮影の奇妙な実験(「H-2226を、H-3017へ」)、此方をみて彼方を想う(「WHRE WERE YOU?」「森のむこう」)。「sign」はある絵画をキーイメージにしつつ、展示作品のドキュメントとしての新しい可能性を提示する。 E,Fプログラムは狂気への希求、ハイテンションでジェットコースターのごとき制御不可能なモ若さモ丸出しの攻撃的布陣。「四角い眼」のドロドロ、「スバン」のモツ屋、「光の帝国」の烏賊@コインランドリー。これらが一瞬、聖なる輝きに満ちるのだ。 その場にあるものを効率良く利用する手際の良さ。現在注目されているブリコラージュ感覚にあふれる8つの試みをGプログラムで上映。京極ピクシレーションの舞(「ニーニー」」)流暢な英会話への盲目的決意、反復、グルーブ(「He may solve the problem by using his logic.」)、アクリル、マジックと同じくらい手軽になってしまったビデオ。モニター上で無計画に踊る原色が美しい。ボタン一つでできない故に。 ナレーションやモノローグ、映画の中にいるさまざまな語りの「声」はビジュアル同様、もっと自由に振る舞うべきだ。Hプログラムの作家がさりげなく物語の実験を披露する。ある人物を語ること、声による想起ほど強力なビジュアルエフェクトはないと主張している。 自らが神官でもあり供物でもあるかのごとき儀式的な世界観の5作がそろったIプログラム。家猫とスナップ写真の一束だけで祈りの空間がうまれた(「いくえみの残像」)り、巧みな字幕の配置と意図的な? 手ブレが効果的な片手の物語「1/2の蒸発」も印象的。 Jプログラムは古くて新しい「家族」モチーフの作品群。IFF07大賞作品「蛆虫の飛ぶとき」と対をなす「カベ」は必見。決して意図的には不可能な苦悩のアドリブ、雑然とした父子の部屋をお見逃しなく。 IFF05入賞作家の大内伸悟による新作長編ドラマ「パーク」(Kプログラム)、学生どうしの友情と、ドキュメンタリーの基本と、グローバリズムを超えた(壊した)問題作「ラテ指数11,123+」が観客を挑発する。 (澤隆志)

Aプログラム ダイアローグス

シリトリ
戸田ひかる/ビデオ/24分/2006
いってらっしゃい
長友幸子/8ミリ/35分/2006
孤島の歌
栗田くれない/ビデオ/15分/2006

Bプログラム BRAIN WASH ANIMATINON

みずたまもよう
古澤龍/ビデオ/5分/2006
おじさんと穴とうさぎ
林千景/ビデオ/6分/2006
盤上の王国
河野宏樹/ビデオ/7分/2006
LOST UTOPIA
水江未来/ビデオ/5分/2007
one
吉田和史/ビデオ/8分/2006
夜中の三時
野上寿綿実/ビデオ/6分/2006
子供の素
寺田めぐみ/ビデオ/15分/2006

大野悟/ビデオ/5分/2006
階段を降りる裸体
関口和博/ビデオ/5分/2006
BRAIN ASH
鈴木智晴/ビデオ/8分/2006

Cプログラム GAZE the PHASE

百六十度
ソン・チャンス/ビデオ/10分/2006
壊したいおもちゃ
坂井田俊/ビデオ/30分/2006
Time Gradation 002
椋本友加子/ビデオ/24分/2007

Dプログラム 私自身のみえない徴

denotation
佐藤文郎/ビデオ/5分/2007
H-2226を、H-3017へ
清水瞳/ビデオ/18分/2006
WHRE WERE YOU?
渡辺あい/ビデオ/14分/2007
森のむこう
小原礼/ビデオ/11分/2007
sign
石塚つばさ/ビデオ/17分/2006

Eプログラム テイスト・オブ・ケレン

金属と愛情
茂木一樹/ビデオ/9分/2006
ある絵描きは女と... 
鈴木道雄/16ミリ/10分/2006
四角い眼
田邊秦大/ビデオ/10分/2006
朝に見た夢見た朝に
岸建太朗/ビデオ/22分/2006

Fプログラム 若き芸術家の症状

スバン
姫嶋聖治/ビデオ/45分/2006
何時か見た夢
久保ガエタン/ビデオ/9分/2006
トイレの住人
坂本宗市朗/ビデオ/7分/2006
光の帝国
相沢克人/16ミリ/29分/2006

Gプログラム 映像のブリコラージュ

ULYSSES
中村惟信/ビデオ/5分/2006
私、そして、自分
ジョン・ヘジン/ビデオ/12分/2006
メディアロンソー
Mr. Moment/ビデオ/4分/2006
INin
斎藤嘉野/ビデオ/4分/2006
ニーニー
斎藤嘉野/ビデオ/3分/2006
He may solve the problem by using his logic.
能瀬大助/ビデオ/12分/2006
Rhythmic Ray'07
大島慶太郎/16ミリ/19分/2007
パンタロンに届かない
小野恵/ビデオ/10分/2006

Hプログラム 物語を曲げる

COSMOS
水野愛子/ビデオ/13分/2006
MOTHER〜さようならと言う名前のお話〜
水野愛子/ビデオ/14分/2006
夏苗ちゃん
小林でび/ビデオ/16分/2006
グリム
河内洋/16ミリ/21分/2006
献身
ヤジマチサト士/ビデオ/10分/2006

Iプログラム 秘儀/者

yuRi=paRadox〜眠りは覚醒である〜
村岡由梨/16ミリ/30分/2006
いくえみの残像
横田将士/ビデオ/5分/2007
ムービング・パノラマ
卞在奎/ビデオ/4分/2006
遅れたメフィスト、退屈な修羅
石川聡子/ビデオ/32分/2006
1/2の蒸発
三間旭浩/ビデオ/8分/2006

Jプログラム どこかで幸せな家族のカベ

どこかで
石田諒/ビデオ/8分/2006
幸せな記憶
後藤天/ビデオ/15分/2006
家族の薫製
太田智丈/ビデオ/38分/2007
カベ
村上康人/ビデオ/18分/2006

Kプログラム

パーク
大内伸悟/ビデオ/95分2007

Lプログラム

ラテ指数11,123+
李一河+矢田怜子+内田さとみ/ビデオ/64分/2006