作品案内

たとえ嵐が来ないとしても

上映日程: 9月14日〜終了未定

史上最大の台風が沿岸沿いの町を襲った。ミゲルは大都会へ逃げる決意を固め、再び嵐が近づく前に母ノーマと愛するアンドレアを見つけ出す。2013年、フィリピン。史上最大の被害を残した台風ハイエンと残された人びとの希望の物語。

台風ハイエンが町を襲った影響で、宗教狂信者、自暴自棄者、犯罪者、逃げ惑う動物たちが町に野放しになった。ミゲルは無気力な青年であったが、恋人アンドレアと母ノーマという2人の女性を探し出すために廃墟を歩き回る。二人を見つけるとミゲルは、この町は危険だから去ろうと説得をする。嵐の到来という新たな噂が浮上し、脱出のための時間が徐々になくなっていく中、彼は愛する二人を説得するために留まるか、自分ひとりで町を出るかの決断を迫られる。

監督のカルロ・フランシスコ・マナタッドはマニラを拠点に活動する映画監督、編集者。フィリピン大学映画学部卒業。短編「Junilyn Has」がロカルノ映画祭、短編「Jodilerks Dela Cruz, Employee of the Month」がカンヌ映画祭批評家週間、短編「The Imminent Immanent」がトロント国際映画祭で上映され、フィリピンを代表する若手監督として世界から注目を浴びる。フィリピンで最も人気の編集者でもある彼は、インディーズからメジャーまで国内外の多くの監督の作品を手がけてきた。Asian Film Academy、Berlinale Talents、Talents Tokyo、Locarno Filmmakers Academyの修了生。『たとえ嵐が来ないとしても』は初の長編監督作。

監督・脚本:カルロ・フランシスコ・マナタッド
出演:ダニエル・パディリア、ランス・リフォル、チャロ・サントス
2021年/フィリピン/104分/ワライ語/字幕:日本語、英語/配給:Foggy

▶︎2024年9月14日(土)より公開予定

《当日料金》一般:1,900円/大学・専門学生:1,400円(学生証の提示が必要)/シニア:(60歳以上)1,400円/会員:1,300円(会員証の提示が必要・同伴1名まで同額割引)/障がい者割引:1,300円(手帳の提示が必要・付添いの方1名まで同額割引)
毎月1日映画サービスデー:一律1,300円/毎週月曜日サービスデー:一律1,300円

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