作品案内

〈特集上映〉奇跡の映画 カール・テオドア・ドライヤー セレクション

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上映日程: 12月25日〜終了未定

世代を超え敬愛される、世界映画史が誇る孤高の映画作家、カール・テオドア・ドライヤー。魂揺さぶる珠玉の4作品がデジタルリマスターでスクリーンに甦る。

19世紀末にデンマークで生まれ、常に独創的で革新的な作品を生み出しながら、一貫して人間、特に女性の心の真髄をフィルムに捉え続けた、孤高の映画作家カール・テオドア・ドライヤー。ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォー、イングマール・ベルイマンなどの巨匠たちからアルノー・デプレシャン、ギャスパー・ノエといった現代の先鋭たちにまで多大なる影響を与え世代を超え敬愛されています。79年の生涯で長編14作品を発表、モノクロームの世界を巧みに操り、新たな映画芸術の可能性を示し続けました。今回は、ゴダールが『女と男のいる舗道』で引用したことでも有名な『裁かるゝジャンヌ』と後期3作品がデジタルリマスターされ、スクリーンに甦ります。

▼『裁かるゝジャンヌ』1928年/フランス/モノクロ/スタンダード/97分
ジャンヌ・ダルクは百年戦争で祖国の地を解放に導くが、敵国で異端審問を受け、司教からひどい拷問を受ける。自ら火刑に処される道を選び処刑台へと向かっていくジャンヌの姿を捉えた、無声映画の金字塔的作品。(本上映は2015年にゴーモン社によってデジタル修復された素材によるもので、伴奏音楽はオルガン奏者のカロル・モサコフスキによって作曲・演奏、リヨン国立管弦楽団のコンサートホールのオルガンを用いて録音されました。)

▼『怒りの日』1943年/デンマーク/モノクロ/スタンダード/デンマーク語/94分
中世ノルウェーの村で牧師アプサロンと若き後妻アンネの夫婦は平穏に暮らしていた。しかし前妻との一人息子マーチンが帰郷するとアンネと親密な関係に。そんな折アプサロンが急死し、アンネが魔女として死に至らしめたと告発を受けてしまう・・・。陰影を巧みに使ったモノクロームの映像美で、魔女狩りが横行する時代の複雑に絡み合う関係性を映した衝撃作。

▼『奇跡』1954年/デンマーク/モノクロ/スタンダード/デンマーク語/126分
ユトランド半島に農場を営むボーオン一家が暮らしていた。長男の妻で妊婦であるインガーはお産が上手くいかず帰らぬ人に。家族が悲嘆に暮れる中、自らをキリストだと信じ精神的に不安定な次男ヨハンネスが失踪するも正気を取り戻し、突如インガーの葬式に現れる。カイ・ムンクの戯曲「御言葉」を原作に、演劇的目線で家族の葛藤と信仰の真髄を問う傑作。

▼『ゲアトルーズ』1964年/デンマーク/モノクロ/ヴィスタ/デンマーク語/118分
弁護士の妻であるゲアトルーズは夫との結婚生活に不満を抱き、若き作曲家エアランとも恋愛関係にある。ある日、彼女の元恋人であり著名な詩人ガブリエルが帰国し祝賀会が催され、ゲアトルーズはエアランの伴奏で歌唱するが卒倒してしまう。愛を探し求め続けたゲアトルーズの姿を完璧な様式美の画面におさめ、会話劇に徹したドライヤーの遺作にして集大成的作品。

配給:ザジフィルムズ/協力:シネマクガフィン、IVC

▶︎2021年12月25日(土)より公開予定
▶︎オリジナルポストカードセット付き4回券4,000円発売中(公開前日までの販売/オンラインチケット予約には使用できません)

《当日料金》各作品ごと一般:1,800円/大学・専門学生:1,300円(学生証の提示が必要)/シニア:(60歳以上)1,300円/会員:1,200円(会員証の提示が必要・同伴1名まで同額割引)/障がい者割引:1,200円(手帳の提示が必要・付添いの方1名まで同額割引)/高校生・中学生:1,200円(生徒手帳・通学定期券の提示が必要)/3歳〜小学生:1,200円
毎月1日映画サービスデー:一律1,200円/毎週月曜日サービスデー:一律1,200円

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