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No.1069 イメージフォーラム映像研究所
2023年度卒業制作展
2024 3/16 Sat., 17 Sun.

    タイムテーブル Timetable

3/16 (Sat) 3/17 (Sun)
11:15 --- D
(終)12:35
13:15 A
(終)14:45
C
(終)14:45
15:00 B
(終)16:30
A
(終)16:30
17:00 C
(終)18:35
B
(終)18:30
18:45 D
(終)20:05
---


    会場 Venue

  • イメージフォーラム3F「寺山修司」
    東京都渋谷区渋谷2-10-2
    TEL. 03-5766-0116

  • Image Forum 3F "Terayama Shuji"
    2-10-2 Shibuya, Shibuya-ku, Tokyo
    TEL. +81-3-5766-0116

    当日受付 Door

  • 一般500円/会員・リピーター300円

  • ※10分前開場、自由席
  • ※各回上映後に作家紹介あり


  • 牧人山水動図

    牧人山水動図
  • Light Fragments

    Light Fragments
  • キムス・ゲーム

    キムス・ゲーム
  • みずのなかのゆめ

    みずのなかのゆめ
  • Yuika Paris Kicker

    Yuika Paris Kicker
  • 祈りの尻尾

    祈りの尻尾
  • 停留所にて

    停留所にて
  • Peel Off

    Peel Off
  • さようなら、肉

    さようなら、肉
  • Lの探偵〜序章〜 2億5000万分の1の

    Lの探偵〜序章〜 2億5000万分の1の"七"
  • 腹鳴恐怖症

    腹鳴恐怖症
  • Tobeornottobe

    Tobeornottobe
  • 22×1

    22×1
  • 満ち欠け

    満ち欠け
  • くるりんぱ深呼吸

    くるりんぱ深呼吸
  • Breath

    Breath
  • みなぎれ!なみだたち

    みなぎれ!なみだたち
  • A Chronicle of Chronic Diseases

    A Chronicle of Chronic Diseases
  • だれの記憶

    だれの記憶
  • 音に関する小作品集

    音に関する小作品集
  • 長野旅行

    長野旅行
  • 手のひらの水なも

    手のひらの水なも
  • jalan jalan

    jalan jalan
  • 誰もおらん家

    誰もおらん家



  • flyer



  • 映像作家への第1歩


    多くの映像作家を輩出してきたイメージフォーラム映像研究所の2023年度(第47期)卒業制作展。
    今年は映像アートコース、アニメーションコース、専科コース合わせて27作品を4プログラムで上映。
    1年を通じて築かれたイメージが鮮やかに結実する、映像作家への第1歩。



    上映プログラム


    Aプログラム(7作品68分)

    牧人山水動図  加藤 智也 / 5分 / 2024年〈アニメ〉

    このアニメーションでやりたかったことは、雪舟の筆づかいを感じ、峰々が動いた時点で、完成が見えていた。
    今はただ、そこに愚かにも個人的でチープな讃を500年越しに描き加えてしまったことを反省している。



    Light Fragments  朝倉 小冬深 / 7分 / 2024年〈アニメ〉

    睡眠と覚醒の間に浮遊し、記憶の中で反復する光の幻影。(A.S)



    キムス・ゲーム  阿部 修一郎 / 7分 / 2024年〈映像〉

    「キムス・ゲーム」とは、ボーイスカウトで行われている記憶力を試すゲームである。何かが失われたのち、そこに何が在ったか、どのように在ったかを知ることはしばしば難しい。不在の対象を想像することは、いかにして可能だろうか。(A.S)



    みずのなかのゆめ  ショウ イハン / 5分 / 2024年〈アニメ〉

    ある過去の思い出。何度描いても、何度重ねても、次から次へと、やはり元の景色を再現できない。触れたいけど永遠に触れられない。ビスケットとギョウザは水の中で、儚い夢の中にいる。(J.Y)



    Yuika Paris Kicker  マガロン エメ / 15分 / 2024年〈映像〉

    ゆいかは大学の同級生。ロンドンとパリの旅の中でゆいかは私の記憶をみちびく。(M.A)



    祈りの尻尾  大西 和裕 / 9分 / 2024年〈映像〉

    ただ漂うだけの時間の中で掴みかけた祈りの尻尾。
    足元に咲く花々や小鳥たちはいつもそばで語りかけていた。(O.K)



    停留所にて  若林 みちる / 20分 / 2024年〈映像〉

    戦争のとき、暗闇の中でじっと息をひそめた住民たち。時が経ち、停留所が並んだ道は吹き抜ける潮風の香りに包まれ、島の中をさまよい続ける住民たちの拠り所となった。
    彼らは、ゆっくりと現れたバスに乗り込み、目的地へと向かうのであった。(W.M)



    ※チラシに情報掲載しておりました『release calm flow』(3分)は、作者の都合により上映取りやめとなりました。何卒ご了承下さい。



    Bプログラム(8作品70分)

    Peel Off  中田 喜之 / 7分 / 2024年〈映像〉

    野菜を描く男。
    キャベツやタマネギは皮を剥くと新しい皮が現れる。
    映像の皮を剥く。
    剥き続ければ中心に辿り着く。
    その先には外へと向かう皮がある。(N.Y)



    さようなら、肉  中絲悠 / 5分 / 2024年〈映像〉

    肉は皮膚に包まれながら、なりをひそめる。他者の嘘や欺瞞という皮膚を切り裂いて、その内側にある肉を覗かんとする欲望が今、インターネットの中で蠢いている。仮想空間上の屠殺、行き場を失う僕たちの肉が向かうところ、caro valeの両義性。(N)



    Lの探偵〜序章〜 2億5000万分の1の"七"  ソウ ケイイチ / 10分 / 2024年〈映像〉

    〈オヤジ〉から極秘任務で探し物を命じられた俺は、風の噂で”探し物のプロ”だという幼馴染に連絡を取ったのだが......
    一人称視点で展開されるおバカなショートムービー。実験映画とは?(S.K)



    腹鳴恐怖症  小沼 亜未 / 5分 / 2024年〈アニメ〉

    ぐー。お腹が鳴ってしまった。恥ずかしい。止めたいのに止められない。(K.A)



    Tobeornottobe  森田 諒一 / 10分 / 2024年〈映像〉

    わたしの『葉武列土倭錦絵』。ぐだぐだと沼にはまっていくような景色、演技を探しにいこう。(M.R)



    22×1  伊藤 若那 / 17分 / 2024年〈映像〉

    22歳自分。ただ自分を映してみて。映される自分とそれを見る自分の記憶と感覚のプクプク達。
    あと私に現れるひとも。物体も。(I.W)



    満ち欠け  石田 百合 / 2分 / 2024年〈アニメ〉

    その遠い歌を聴きとれたなら、眠りの淵にたどり着く。
    迎えの小舟がいつも来るとは限らない。
    版画によるアニメーション。(I.Y)



    くるりんぱ深呼吸  長谷川 謙之直 / 14分 / 2024年〈映像〉

    水の中で伸び上陸後、赤のまろみに歪む、ゆっくりと吸ってゆっくりと吐きながら。(H.K)





    Cプログラム(6作品73分)

    Breath  大橋 美月 / 9分 / 2024年〈映像〉

    水面に映る雑草や雲、稲穂の揺れる田園風景、畑の耕された痕跡...
    私達の暮らしに潜む自然はどこか妖しくも懐古的だ。

    私を語るように世界と語らう。詩の行間を綱渡りするように、レンズの無垢な眼差しは私と世界との境界を溶かしていく…。(O.M)



    心が正しい  ショウ エイショウ / 4分 / 2024年〈アニメ〉




    みなぎれ!なみだたち  住本 尚子 / 5分 / 2024年〈アニメ〉

    わたしの流した涙はどこへゆくの?悲しみや憤りや悔しさ。行き場のない感情が涙に形を変え、その涙たちが結託した世界があるとしたらどんなに素晴らしいか!涙はまるで血のように、傷つけられたら流れて当然!至極全う!涙は誰にも止・め・ら・れ・な・い!(S.N)



    A Chronicle of Chronic Diseases  万里 Madeno / 22分 / 2024年〈映像〉

    ”私/僕”は新人記者だった。その年の冬、災害の被災地に放り込まれた体験は、メディアの暴力性についての疑念と自責を痛烈に刻みつけた。この国に災厄が訪れる度に感じる痛み。”私/僕”は、メディアの“慢性疾患”について、身体的に語り直そうと試みる。(M)



    だれの記憶  Kohei Okumura / 13分 / 2024年〈映像〉

    ディスクに保存された大量のクリップ。僕が撮影した映像で、僕の記憶のはずなのに、その実感がない。一体だれの記憶なのだろうか。(O.K)



    音に関する小作品集  山 裕也 / 20分 / 2024年〈映像〉

    実験音楽家アルヴィン・ルシエにインスピレーションを得た「赤」「青」、色聴をテーマにした作品で、色相に対して明度を音階にあてはめた「絶対明音感育成装置」、ピアノに対する疑問と憧憬を映像化した「ピアノ・コンプレックス」の3作。(Y.Y)



    ※チラシに情報掲載しておりました『INTERLUDE』(3分)は、作者の都合により上映取りやめとなりました。何卒ご了承下さい。



    Dプログラム(4作品70分)

    長野旅行  勝俣 創介 / 28分 / 2023年 (※前年度映像アートコース卒業制作)

    カメラマンをやってる友人と長野旅行へ。最近映像を撮りはじめた僕が、友人にカメラの使い方を教えてもらいながら、なんとなく回していく。自分の目ではない、レンズが対象を眼差す違和感を楽しみながら。(K.S)



    手のひらの水なも  北川 未来 / 15分 / 2023年 (※前年度映像アートコース卒業制作)

    「思い出す」という行為は、静かで力強い。
    このことをどうやって映像で表現できるのか。
    記憶は過去のものではなく、今の自分が作り出しているもの。
    常に変化し、留まることなく、流れ続けていくものだと信じて制作しました。(K.M)



    jalan jalan  勝俣 創介 / 12分 / 2024年〈専科〉

    10年ぶりに、昔住んでいた町へ。変わったような、変わっていないような。懐かしいような、懐かしさとは違うような。そんなことを考えながら、jalan jalan(散歩:マレーシア語)した数日間の記録。(K.S)



    誰もおらん家  北川 未来 / 15分 / 2024年〈専科〉

    福井県にある祖母が住んでいた家。
    今は誰もいない家の中で、聞いていたこと、夢みていたこと。
    時々窓の奥で通り過ぎる電車と、猫とおまんじゅう。(K.K)





    映像:映像アートコース
    アニメ:アニメーションコース
    専科:専科コース




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