イントロダクション
イメージフォーラム映像研究所では受講生それぞれの個性を重視し、商業的な視点から距離を置いた斬新でオリジナリティのある映像作品を求めています。また、そうした作品が生まれるには、映像表現とは何かを本質的に掴むことが不可欠であり、「映像で語る」ことを重視した講評が行われています。
今回は公開講座として、歴史的な映像作品の上映や専科受講生の作品への講評も交えながら講師と受講生がディスカッションしつつ、映像研究所で学ぶことができる「映像表現」について鑑賞面から制作面まで多角的に検討していき、映像表現の魅力を探ることとしたいと思います。
登壇講師
西嶋憲生(専任講師/映像研究者)
水江未来(専任講師/アニメーション作家)
小瀬村真美(特別講師/美術家)
専科生制作作品
『列車の到着を待ちながら』白水浩
『心室』夜ルハ
『ラ・サンカンテーヌ』ヒラタアツコ
『6:13AM<冬>』山下つぼみ
『らっかさく』羅佳麗
※その他参考上映あり
専科とは
イメージフォーラム映像研究所を1年間履修した受講生を対象とするコースです。
作品制作と講評を中心とした内容で、受講生自身が上映会を企画することも課題として行なっています。