作品案内

オーバーゲームズ

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上映日程: 9月29日

精神障害を抱えた国家を治療するには?戦後ドイツにおけるテレビの娯楽番組と政治教育の関係を徹底的に検証していく大胆なドキュメンタリー。

第二次世界大戦終戦とナチズム崩壊後、連合国は、ドイツを平和で民主主義的な社会に導くという課題と向き合った。特に米英両国は様々なドイツでの政治教育を通じて、ナチズムのイデオロギーの根絶を目指した。この再教育プロセスにあたって、学校や大学という教育機関へアクセスがない一般民衆への影響が強いマスメディアが果たした役割はとりわけ大きい。
ドキュメンタリー映画『オーバーゲームズ』で監督のルッツ・ダンベックは、60年代にアメリカからドイツに輸入された娯楽番組「ザ・プライス・イズ・ライト」や、「ビート・ザ・クロック」などが、ドイツ大衆の再教育の一端を担っていたという大胆な仮説を立てて、今まで知られていなかった、科学、政治とメディアの親密な関係をあらゆる角度から明るみに出す。
フランス革命から現在に至るまでを押さえたこの壮大なドキュメンタリーは、ダンベックの踏み込んだリサーチと独自の切り口で、様々な人物が連携し社会の再構成プロセスを動かす様を映し出していく。(2015年ライプツィヒ国際映画祭、ゲーテ・インスティトゥート・ドキュメンタリー賞受賞作品)

監督・脚本:ルッツ・ダンベック
2016年/ドイツ/英語・ドイツ語/163分
日本語字幕:戸田史子/字幕監修:林立騎
主催:ゲーテ・インスティテゥート、東京ドイツ文化センター

《上映日程》
9月29日(金)のみ19:00から上映(上映後、監督によるトークあり)

《当日料金》
一般1,800円/学生・シニア1,200円/会員1,100円