作品案内

ローサは密告された

rosa
上映日程: 7月29日〜終了未定

最悪の夜――
ローサが営む小さな雑貨店では麻薬も売っている


ローサはマニラのスラム街の片隅で小さな雑貨店を家族で経営している。家計のため、少量の麻薬を扱っていたが、ある夜、密告からローサたち夫婦は逮捕される。麻薬売人の密告、高額な保釈金……警察の要求は恐喝まがいだ。この国では法は誰も守ってくれない。ローサたち家族は、彼ら自身のやり方でしたたかに、汚職にまみれた警察に立ち向かうのだった。

マニラ、東南アジア最大のスラムーフィリピンを蝕む麻薬撲滅戦争の暗部にカメラは入り込む

5人に1人が貧困状態にあるフィリピン。マニラは東南アジア最大といわれるスラムを擁し、犯罪は絶えず、麻薬常習者、密売人も多い。しかし、警察は押収した麻薬の横流し、密売者への恐喝など“捜査”の名のもとに私腹を肥やし、悪事がバレそうになれば暴力も殺人もいとわない。ロドリゴ・ドゥテルテ大統領就任後、麻薬に関わる者は警察・自警団により超法規的に殺され、恐れをなして、自首する者が後を絶たず、刑務所の収監人数を大幅に超えているという。一般市民が貧困から麻薬密売に手を出し、警察から命を狙われるという麻薬撲滅戦争の恐怖の連鎖が、『ローサは密告された』に垣間見える。

いま、世界の映画祭を席巻するブリランテ・メンドーサ監督最新作!名だたる女優たちを抑えてカンヌ国際映画祭主演女優賞!!

第3黄金期と呼ばれるフィリピン映画界を牽引している鬼才ブリランテ・メンドーサ監督。世界三大映画祭のコンペ常連であり、タランティーノとショーン・ペンがその才能を絶賛、カンヌ国際映画祭監督賞のほか、世界中で50を超える賞を獲得するなど高い評価を得ている。本作は第69回カンヌ国際映画祭で、クリステン・スチュワート、シャーリーズ・セロン、イザベル・ユペールらを抑えて、ローサを演じるジャクリン・ホセにフィリピン初の主演女優賞をもたらした。カンヌの審査員のひとりだったキルステン・ダンストは本作のラストシーンに感動して涙を流したという。

監督:ブリランテ・メンドーサ/出演:ジャクリン・ホセ、フリオ・ディアス、マリア・イサベル・ロペス
2016年/フィリピン/110分/配給:ビターズ・エンド
(c)Sari-Sari Store 2016

2017年7月29日(土)ロードショー
11:00/13:30/16:00/18:45

《当日料金》
一般1,800円/学生・シニア1,200円/会員1,100円

《トークイベントのお知らせ》
8/20(日)16:00の回上映後。ゲスト:柳下毅一郎さん、高橋ヨシキさん/予告編なし

オフィシャルサイトはこちら