作品案内

タレンタイム〜優しい歌

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上映日程: 3月25日〜終了未定

いつまでも胸にしまっておきたい青春のみずみずしさ。恋する歓びや友への想いは、民族の違いも宗教の違いも越える。“不寛容の時代”に届けたい、伝説の映画。

2009年7月25日、51歳の若さで亡くなったマレーシアの女性監督ヤスミン・アフマド。アジア映画の未来への道しるべと期待された彼女の早すぎる死は世界中のファンを悲しませました。彼女の最高傑作が、8年の時を経てついに劇場公開されます。

ヤスミン・アフマド。1958年7月1日生まれ。母方の祖母は日本人。2003年に監督デビューし、翌年の『細い目』が東京国際映画祭最優秀アジア映画賞を受賞。その後も素晴らしい作品を発表し、国際的にも注目を集めましたが、本作を発表後、脳内出血で急逝しました。活動期間はわずか6年。その間に残した長編は6本でした。

その映画は多民族国家マレーシアを映しだし、マレー語、中国語、タミル語など言語が複数使われ、民族や宗教が異なる人々が登場します。彼女は様々な人々が混在する世界をそもまま肯定し、民族や宗教の壁を軽やかに越えるヤスミン・ワールドともいうべき世界を描きだしました。遺作となった『タレンタイム〜優しい歌』は、彼女の死後に福岡と東京で映画祭上映。その後も、たくさんの人に愛され支えられ、自主上映が続けられ、多くのファンが生まれ続けました。映画を見た人のほとんどが、宝物のような映画、生涯のベストワンと語る伝説の映画となったのです。

ある高校で、音楽コンクール“タレンタイム”(Talent Time/才能の時間)が開催される。ピアノの上手な女子高生ムルーは、耳の聞こえないマヘシュと祝福されない恋に落ちる。二胡を演奏する優等生カーホウは、成績優秀で歌もギターも上手な転入生ハフィズが嫌いだ。マヘシュの叔父に起きる悲劇、闘病を続けるハフィズの母・・・。マレー系、インド系、華人・・・民族や宗教の違いによるわだかまりや葛藤を抱えながら、彼らはいよいよコンクールの当日を迎える・・・。

監督:ヤスミン・アフマド/出演:パメラ・チョン、マヘシュ・ジュガル、モハマド・シャフィー・ナスウィ
2009年/マレーシア/120分/配給:ムヴィオラ

2017年3月25日(土)ロードショー
《上映時間》
13:00/15:30/18:45

《当日料金》
一般1,800円/学生・シニア1,200円/会員1,100円

《トークイベント》
4/26(水)18:45の回上映後。ゲスト:山本博之さん(京都大学准教授・京都大学東南アジア地域研究研究所/混成アジア映画研究会)
※いずれも予告編なし

《割引キャンペーン》
「マレーアジアンクイジーン」でお食事したレシートのご提示でシアター・イメージフォーラムでの『タレンタイム~優しい歌』当日一般料金から200円割引 ※他の割引サービスとの併用不可

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