作品案内

フィリップ・ガレル レトロスペクティブ 2017

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上映日程: 1月21日〜2月17日

愛を見つめ続けてきた、ヌーヴェルヴァーグの“恐るべき子供”フィリップ・ガレル監督最新作「パリ、恋人たちの影」の公開を記念した、35㎜フィルムを含む特集上映

『内なる傷痕』
1972年/57分/35mm/出演:フィリップ・ガレル、ニコ
▶広大な砂漠を延々と歩き続ける男と女。殺伐とした風景のなかで、女は愛について語りつづける・・・。当時、実験映画に傾倒していたガレルは、ニコを主演に世界各地の砂漠や雪原でロケを敢行。ニコの歌声が全編を彩る。ふたりの間で生まれた激しい感情を、息を呑むほど美しい映像の中に結晶させた傑作。

『秘密の子供』
1979年/92分/35㎜/出演:アンヌ・ヴィアゼムスキー、アンリ・ド・モブラン
▶映画監督のジャン=バチストはエリーと恋に落ちる。彼女には離れて暮らす息子がいるが、映画界の大物である父からは認知されていない「秘密の子供」だった・・・。ニコとの破局後に作られた本作は、ニコとアラン・ドロンとの間に生まれた認知されることのなかった子供をモチーフに、物語性を強く打ち出したガレルの転換点となる作品。

『愛の誕生』
1993年/94分/35㎜/出演:ルー・カステル、ヨハンナ・テア・ステーゲ
▶俳優のポールは妻子がありながら、関係を続けていた愛人のウルリカと上手くいかなくなる。友人の作家マルキュスも恋人に捨てられ執筆が捗らない・・・。仕事にも恋愛にも息詰まる男たちの姿を詩的に描く。本作で、撮影ラウル・クタールと初タッグを組み、音楽を元ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのジョン・ケイルが担当。

『夜風の匂い』
1999年/95分/35㎜/出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ダニエル・デュヴァル
▶満たされない日々を送る人妻エレーヌは、年下のポールと情事を重ねていた。ポールは仕事でナポリを訪れ、建築家のセルジュと出会う。パリに戻るとエレーヌの愛は狂気をはらんでいて・・・。大女優カトリーヌ・ドヌーヴ自らガレルにラヴ・コールを送り続け出演が実現。女の愛の苦悩と悦びを大胆かつ繊細に演じ話題となった。

『失われた恋人たちの革命』
2005年/182分/35㎜/出演:ルイ・ガレル、クロティルド・エスム
▶1968年5月、パリ。デモに身を投じる二十歳の詩人フランソワは、彫刻家を目指す美しいリリーと出会い、恋に落ちる。そして1969年、革命の名の下に集まっていた若者たちはドラッグやセックスの享楽に溺れる日々を送っていた。やがてふたりにも変化が訪れ・・・。監督の息子ルイ・ガレルが主演を務め、情熱と絶望、激動の時代を抒情的に描いた傑作。

『愛の残像』
2008年/108分/ブルーレイ/出演:ルイ・ガレル、ローラ・スメット
▶写真家のフランソワは、撮影で出会ったキャロルと恋に落ちるがその後ふたりは破局。精神を病んだキャロルは自らの命を絶つ。一年後、フランソワにできた新たな恋人の妊娠が発覚。戸惑う彼の前に死んだキャロルが現れ・・・。モノクロの映像に浮かびあがる亡き恋人の姿は幻想的。本作は、撮影を務めたウィリアム・リュプチャンスキーの遺作となった。

『灼熱の肌』
2011年/95分/ブルーレイ/出演:モニカ・ベルッチ、ルイ・ガレル
▶売れない俳優のポールと恋人のエリザベートは、画家フレデリックを訪ねてローマへ行く。そこにはフレデリックの妻で、罪深いほどに美しいアンジェルがいた。夫の歪んだ愛に苦しむアンジェルと、妻への愛と嫉妬に苦しむフレデリック・・・。照りつける太陽の日差しと、鮮やかな色彩で魅せる欲望と官能。ゴダールの『軽蔑』への返歌と言える愛の物語。

『ジェラシー』
2013年/77分/DCP/出演:ルイ・ガレル、アナ・ムグラリス
▶舞台俳優のルイは、妻と娘と別れ、新たな恋人である女優のクローディアと同棲生活を送っている。しかし、俳優業に行き詰まり、貧しい生活にも嫌気がさしてきたクローディアは次第にルイへの嫉妬を募らせる・・・。芸術と愛に生きるカップルを描いた本作は、監督の父モーリス・ガレルが30歳の頃の物語。監督の息子ルイ・ガレルが主人公を好演した。

《特集上映作品》
[A]パリ、恋人たちの影
[B]内なる傷痕
[C]秘密の子供
[D]夜風の匂い
[E]愛の誕生
[F]愛の残像
[G]ジェラシー
[H]恋人たちの失われた革命
[I]灼熱の肌

《上映スケジュール》
1/21(土)=13:00[A]/15:00[B]/17:00[A]/19:00[C]
1/22(日)=13:00[A]/15:00[D]/17:00[A]/19:00[E]
1/23(月)=13:00[A]/15:00[A]/17:00[F]/19:00[A]
1/24(火)=13:00[A]/15:00[A]/17:00[G]/19:00[A]
1/25(水)=13:00[A]/15:00[H]/19:00[A]
1/26(木)=13:00[A]/15:00[A]/17:00[B]/19:00[A]
1/27(金)=13:00[A]/15:00[A]/17:00[I]/19:00[A]

1/28(土)=13:00[A]/15:00[E]/17:00[A]/19:00[D]
1/29(日)=13:00[A]/15:00[H]/19:00[A]
1/30(月)=13:00[A]/15:00[A]/17:00[I]/19:00[A]
1/31(火)=13:00[A]/15:00[A]/17:00[E]/19:00[A]
2/01(水)=13:00[A]/15:00[A]/17:00[G]/19:00[A]
2/02(木)=13:00[A]/15:00[A]/17:00[C]/19:00[A]
2/03(金)=13:00[A]/15:00[A]/17:00[F]/19:00[A]

2/04(土)=13:00[A]/15:00[H]/19:00[A]
2/05(日)=13:00[A]/15:00[A]/17:00[G]/19:00[A]
2/06(月)=13:00[A]/15:00[A]/17:00[E]/19:00[A]
2/07(火)=13:00[A]/15:00[A]/17:00[F]/19:00[A]
2/08(水)=13:00[A]/15:00[A]/17:00[D]/19:00[A]
2/09(木)=13:00[A]/15:00[A]/17:00[I]/19:00[A]
2/10(金)=13:00[A]/15:00[H]/19:00[A]

2/11(土)=13:00[A]/15:00[F]/17:00[A]/19:00[E]
2/12(日)=13:00[A]/15:00[C]/17:00[A]/19:00[B]
2/13(月)=13:00[A]/15:00[A]/17:00[G]/19:00[A]
2/14(火)=13:00[A]/15:00[A]/17:00[I]/19:00[A]
2/15(水)=13:00[A]/15:00[B]/17:00[E]/19:00[A]
2/16(木)=13:00[A]/15:00[H]/19:00[A]
2/17(金)=13:00[A]/15:00[D]/17:00[C]/19:00[A]

《当日料金》
一般1,500円/学生・シニア1,200円/会員1,100円
※新作『パリ、恋人たちの影』は一般1,800円
クリアファイル付き!特集上映がお得に鑑賞できる3回券3,600円発売中(1/20までの販売)
《リピーター割引実施》
レトロスペクティブ全作品及び『パリ、恋人たちの影』の半券提示で一般料金に限り200円割引

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