作品案内

立川清志楼映像個展 <第一次三カ年計画>

第一次三カ年計画(2020-2023)ai
上映日程: 4月17日〜4月18日

イメージフォーラム・シネマテークNo 1037
立川清志楼映像個展 <第一次三カ年計画>

【イントロダクション】

今年2月の第13回恵比寿映像祭で映像インスタレーションを展示した注目の映像作家 立川清志楼の個展を開催。立川は、動物園を撮影した映像に実験的要素を用いた編集を施し、作品を発表している。今回は2020年7月から始まった実験映画制作プロジェクト「第一次三カ年計画」から、現在までに制作された全54作品を一挙上映する。

【ステートメント】

作品の生産に次ぐ生産こそが作家生命の根源であり作品の生産停止は作家の消失を意味する。急速な映像機器の発展・記録媒体のデジタル化により映像作品を大量に生産することが可能となった現在、作家は存在意義をかけ更なる作品増産に着手しなければならない。ここに継続的・安定的作品増産が図れるよう「第一次三カ年計画」を作成した。

「第一次三カ年計画」
1.月間5本の映像作品生産(年間60作品、3年間180作品)を目標とする。
2.作品時間は自由とし、全ての作品に実験的要素(構造・思考・方法)を取り入れること。
3.作品内容に関して、過去の自己作品及び他作品に対する類似性は問題としない。
4.継続的に作品を生産・上映することを最優先とする。
5.安定的な生産体制の確保こそ最重要課題である。効率的な生産体系構築のため撮影及び編集方法を徹底的に合理化する。

2020年7月 立川清志楼




【 会場 】
イメージフォーラム3階「寺山修司」
【 料金 】
一般700円/会員500円/5回券2,000円(当日券のみ)
※イメージフォーラム3階で15分前から受付いたします。

【 上映プログラム 】 54作品442分
Aプログラム(5作品53分)※4月17日(土)13:00
Part1 情報  デジタル/8分/2020
Part2 画角  デジタル/20分/2020
Part3 交線  デジタル/5分/2020
Part4 表層  デジタル/12分/2020
Part5 焦点  デジタル/8分/2020

Bプログラム(6作品50分)※4月17日(土)14:20
Part6 持続  デジタル/9分/2020
Part7 定点  デジタル/9分/2020
Part8 動点  デジタル/10分/2020
Part9 速差  デジタル/6分/2020
Part10 融合  デジタル/11分/2020
Part11 空間  デジタル/5分/2020

Cプログラム(6作品44分)※4月17日(土)15:40
Part12 流動  デジタル/7分/2020
Part13 間騒  デジタル/10分/2020
Part14 光間  デジタル/3分/2020
Part15 揺動  デジタル/10分/2020
Part16 輪動  デジタル/4分/2020
Part17 同動  デジタル/10分/2020

Dプログラム(6作品44分)※4月17日(土)17:00
Part18 反復  デジタル/9分/2020
Part19 暗揺  デジタル/8分/2020
Part20 画差  デジタル/8分/2020
Part21 降昇  デジタル/5分/2020
Part22 画引  デジタル/7分/2020
Part23 滅線  デジタル/7分/2020

Eプログラム(5作品44分)※4月17日(土)18:20
Part24 移横  デジタル/12分/2020
Part25 液影  デジタル/7分/2020
Part26 揺格  デジタル/10分/2020
Part27 色変  デジタル/5分/2020
Part28 配置  デジタル/10分/2020

Fプログラム(5作品46分)※4月18日(日)13:00
Part29 紗景  デジタル/9分/2020
Part30 射面  デジタル/10分/2020
Part31 増速  デジタル/12分/2020
Part32 写映  デジタル/7分/2020
Part33 焦移  デジタル/8分/2020

Gプログラム(5作品39分)※4月18日(日)14:20
Part34 焦定  デジタル/8分/2020
Part35 律動  デジタル/4分/2020
Part36 累景  デジタル/7分/2020
Part37 触揺  デジタル/9分/2020
Part38 平垂  デジタル/11分/2020

Hプログラム(5作品40分)※4月18日(日)15:40
Part39 揺揺  デジタル/6分/2020
Part40 広拡  デジタル/12分/2020
Part41 制動  デジタル/6分/2020
Part42 定景  デジタル/11分/2020
Part43 光揺  デジタル/5分/2020

Iプログラム(5作品42分)※4月18日(日)17:00
Part44 境界  デジタル/8分/2020
Part45 鋼音  デジタル/10分/2020
Part46 反画  デジタル/8分/2020
Part47 重写  デジタル/7分/2020
Part48 画切  デジタル/9分/2020

Jプログラム(6作品40分予定)※4月18日(日)18:20
Part49 画断  デジタル/9分/2021
Part50 影揺  デジタル/9分/2021
Part51 音画  デジタル/4分/2021
Part52 離像  デジタル/8分/2021
Part53 鏡像  デジタル/4分/2021
Part54 写動  デジタル/6分/2021

立川清志楼/Tatekawa Kiyoshiro

写真家・映像作家。1967年茨城県生まれ。イメージフォーラム映像研究所第42期、第43期専科。展示「網膜反転侵犯」(2021年MEM)「写真新世紀展」(2020年、2019年東京都写真美術館)上映会「material zone=物質地帯」(2020年横浜美術館ほか)「~映像と斜陽」(2020年scool)。受賞「写真新世紀2020年度優秀賞」(オノデラユキ選)、「写真新世紀2019年度佳作」(安村崇選)
ホームぺージ:https://tatekawa-kiyoshiro.com/

 

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