作品案内

新しい街 ヴィル・ヌーヴ VILLE NEUVE

VILLENEUVE001
上映日程: 9月12日〜終了未定

レイモンド・カーヴァーの名作短編『シェフの家』から影響を受け作られた誰も見たことのない全編墨絵の長編ポエティック・アニメーション!

自分たちの文化やアイデンティティ、誇りを守ろうとする運動や連帯が世界中で巻き起こるなか、かつてない成熟のアニメーション作品が、多様性の国として注目を浴びるカナダから突如として現れた。短編小説の名手レイモンド・カーヴァーの隠れた名作「シェフの家」にインスパイアされて生まれた本作は、元夫婦の男女ーー過去に縛られた男と未来を見つめる女ーーが辿る、挫折と再生の物語を語る。背景にあるのは、1995年、カナダ・ケベック州で実際に起った住民独立運動。現実の住民投票はわずか1%の差で否決となったが、本作は、同じく1%で賛成票が上回ったパラレルワールドの世界を舞台とすることで、男と女そしてその後続世代が向き合うことになる「それぞれの独立」を静かな熱量で描き出す。

監督は本作が初長編アニメーション監督作品となる新星フェリックス=デフュール・ラペリエール。全編が墨絵の手描きで描かれた美しく詩的な映像は、劇中での印象的な詩の朗読と絡み合い、個人の小さな運命と独立国家の運命とを共鳴させていく。これまでのアニメーションのイメージを大きく覆す詩的で成熟なイメージに溢れた本作は、アニメーションのみならず映像表現の未来を大きく前進させる必見の一本だ。

監督:フェリックス・デュフール=ラペリエール/声の出演:ロバート・ラロンド、ジョアンヌ=マリー・トランブレ、テオドール・ペルラン
2018年/76分/カナダ/配給:ニューディアー 

2020年9月12日(土)より公開予定

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《当日料金》一般:1,800円/大学・専門学生:1,300円(学生証の提示が必要)/シニア:(60歳以上)1,300円/会員:1,200円(会員証の提示が必要・同伴1名まで同額割引)/障がい者割引:1,200円(手帳の提示が必要・付添いの方1名まで同額割引)
毎月1日映画サービスデー:一律1,200円/毎週月曜日サービスデー:一律1,200円

〈トークイベントのお知らせ〉
9月12日の19時10分の回の上映後にトークショーを実施します。
ゲスト:若林恵さん(黒鳥社/元「WIRED」日本版編集長)

9月21日の19時10分の回の上映後にトークショーを実施します。
細馬宏通さん(早稲田大学文学学術院教授)

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