作品案内

サタンタンゴ 4Kデジタル・レストア版 Sátántangó

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上映日程: 9月13日〜11月8日

救世主がやって来る。悪魔のささやきが聞こえる。25年の時を経て蘇る、伝説の7時間18分。

『ニーチェの馬』(2011)を最後に、56歳という若さで映画監督から引退を表明したタル・ベーラ監督。彼が足かけ4年の歳月をかけて完成させた伝説の傑作『サタンタンゴ』(1994)が、製作から25年を経て、初めて劇場公開される。ジム・ジャームッシュ、ガス・ヴァン・サントといった映画監督たちに大きな影響を与え、ルーヴル美術館やニューヨーク近代美術館(MOMA)でも上映された7時間18分の大作が、35ミリフィルムにこだわり続けてきたタル・ベーラが初めて許可した4Kデジタル・レストア版で蘇る。本作は、製作から25年経った現在でもロッテントマトで批評家から100%評価を維持し続けている映画史に残る傑作である。

経済的に行き詰まり、終末的な様相を纏っているハンガリーのある村。降り続く雨と泥に覆われ、村人同士が疑心暗鬼になり、活気のないこの村に死んだはずの男イリミアーシュが帰ってくる。彼の帰還に惑わされる村人たち。イリミアーシュは果たして救世主なのか?それとも?

2015年に世界的権威のある英文学賞ブッカー国際賞を受賞したクラスナホルカイの同名小説が原作。タンゴのステップ〈6歩前に、6歩後ろへ〉に呼応した12章で構成される本作は、秩序に縛られ、自由を求め、幻想を抱き、未来を信じ、なおかつ世界に幻滅する人間の根源的な姿を、全編150カットという驚異的な長回しで詩的かつ鮮明に描いている。

監督・脚本:タル・ベーラ/撮影監督:メドヴィジ・ガーボル/音楽:ヴィーグ・ミハーイ
出演:ヴィーグ・ミハーイ、ホルヴァート・プチ、デルジ・ヤノーシュ ほか
1994年/ハンガリー=ドイツ=スイス/モノクロ/438分/配給:ビターズ・エンド

2019年9月13日(金)よりロードショー
※特別興行につき一律3,900円/学生、シニア、サービスデイ、会員割引等はありません

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