作品案内

ザ・ビッグハウス THE BIG HOUSE

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上映日程: 6月9日〜8月3日

ディス・イズ・ア・メ・リ・カ! 「観察映画」史上最高のスペクタクルで描かれるアメリカ合衆国の光と影

ついに想田和弘がアメリカで観察映画を撮った。しかも舞台は、全米最大のアメリカンフットボール・スタジアム、通称"ザ・ビッグハウス"。パブリック・アイビーと称される名門ミシンガン大学が誇るウルヴァリンズの本拠地だ。収容人数は10万人以上、地元アナーバー市の総人口に迫る。
想田を含めて17人の映画作家たちが廻すキャメラが捉えたダイナミックなプレイ、熱狂する観衆、バックヤードで国民的スポーツを支える実に様々な人々…。それらの映像群が、想田の大胆かつ緻密なモンタージュによって、まるで巨大な生命体のように機能するスタジアムの全貌を描き出していく。
それは現代アメリカの縮図でもある。教育とスポーツとビジネスの関係。人種や階級、格差、宗教問題。台頭するナショナリズムやミリタリズム…。アメリカが誇る文化と抱える問題とが、"ザ・ビッグハウス"という小宇宙に浮かび上がる。奇しくも撮影は2016年の秋、ドナルド・トランプ大統領誕生へと至る選挙戦の最中に行われた。

〇ミシガン大学
世界でも最も優れた研究機関の一つであり、"パブリック・アイビー"と称される名門校。1817年に創立した州立総合大学で、1人のアメリカ大統領 (ジェラルド・R・フォード。フットボールもプレーしていた)、20数人の州知事、3人の最高裁裁判官、8人のノーベル賞受賞者を排出している。英タイムズ社「ザ・タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」による2018年の世界大学ランキングでは21位(日本の大学としては最上位の東京大学は46位)。

〇ミシガン・スタジアム "ザ・ビッグハウス"
建設されたのは1927年。"ザ・ビッグハウス"の愛称で知られるアメリカンフットボールのスタジアム。ミシガン大学のチーム「ミシガン・ウルヴァリンズ」の本拠地。アメリカ国内において最も歴史を持ち、広く知られたスポーツ施設の一つであり、ミシガン大学のプライド、伝統と優秀さを象徴する存在である。
2014年シーズンまでに258回連続で10万人以上の動員を記録。2013年9月7日の対ノートルダム大学戦では、115,109人を動員し、大学リーグ及びNFLリーグの史上最多動員記録を樹立した。建設以来、多くの改修がなされ、現在の収容人数は107,601人。これは地元アナーバー市の総人口に匹敵する。アメリカ最大のスタジアムだが、世界では第2位。第1位は北朝鮮の平城にある「綾羅島メーデー・スタジアム」(約15万人収容可能)である。

監督・製作・編集:想田和弘/監督・製作:マーク・ノーネス、テリー・サリス/監督:ミシガン大学の映画作家たち
2018年/米国・日本/119分/カラー/DCP/配給:東風 + gnome

《上映時間》
6/30(土)〜7/06(金)=10:50/13:30/16:00/18:30
7/07(土)〜7/13(金)=13:30/16:20/18:30
7/14(土)〜8/03(金)=18:35

《当日料金》
一般1,800円/学生・シニア1,200円/会員1,100円

(c) 2018 Regents of the University of Michigan

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