作品案内

サムライと愚か者 ーオリンパス事件の全貌ー Samurai and Idiots: The Olympus Affair

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上映日程: 5月19日〜終了未定

企業への忠誠心が真実を隠蔽し、道徳心が真実を告発した。この文化的価値観の衝突を前に、日本のメディアは沈黙した―― 

2011年、雑誌FACTAのスクープと英国人元社長マイケル・ウッドフォード氏の不当解雇により、明るみになったオリンパス損失隠蔽事件。日本有数の大企業の一つとして、創業100年近くもの歴史を誇るオリンパスで何が起きたのか? 英国SFO(重大不正捜査局)や米FBI(連邦捜査局)を巻き込み、世界のメディアでも大々的に報道され、日本社会の隠蔽体質だけでなく、ジャーナリズムのあり方までも浮き彫りにした事件の内幕に迫る長編ドキュメンタリー作品が『サムライと愚か者-オリンパス事件の全貌-』である。

内部告発した元オリンパス代表マイケル・ウッドフォード氏自身の体験談を中心に、雑誌FACTAで事件をスクープした山口義正記者、海外メディア報道の火付け役となったフィナンシャル・タイムズのジョナサン・ソーブル記者などの事件当事者のインタビューを交え事件の全貌に迫る。20年以上に及ぶ不正経理が如何にして暴かれていったのかを解剖しつつ、日本の現実と企業のあり方に鋭くメスを入れる。

オリンパス損失隠蔽事件について、当時日本メディアで大きく報道される事はなかった。しかし海外メディアでは大々的に報道され、高い関心を持って報道されていた。グローバル化が進む現代において、なぜ日本のメディアは「忖度」し、「自主規制」を課していくのか。そして事件の「その後」を報道せず、全てが風化し「なかった事」にし、「忘れていく」メディアの在り方、国民の「無関心」さをあぶりだしていく。

監督は、短編がロッテルダム映画祭やトライベッカ映画祭などの数々の国際映画祭で評価され、本作が長編デビューとなる山本兵衛。プロデューサーには、BBCのプロデューサーで『マン・オン・ワイヤー』ではアカデミー賞を授賞し、100本以上のドキュメンタリーを手がけているニック・フレイザーや、日本から『TAIZO〜戦場カメラマン・一ノ瀬泰造の真実〜』(2003)などのドキュメンタリーも意欲的に手がけている奥山和由を迎え、世界を代表する放送局BBC(イギリス)、ARTE(フランス)、ZDF(ドイツ)、SVT(スウェーデン)、DR(デンマーク)が協力し、国際共同制作として完成。音楽には、Saycetとして来日公演も行なっているフランスのエレクトロニカ・アーティスト、ピエール・ルフェブが初のサントラを担当している。ヨーロッパで放映され大反響を呼んだ問題のドキュメンタリーが遂に日本上陸。

監督:山本兵衛/出演:マイケル・ウッドフォード、山口義正、阿部重夫、ジョナサン・ソーブル
2015年/79分/ドイツ、フランス、イギリス、日本、デンマーク、スウェーデン/配給:太秦

《上映日程》
2018年5月19日(土)よりロードショー
5/19(土)〜5/25(金)=11:15/17:00/21:10
5/26(土)〜6/01(金)= 9:45/17:00/21:10
※6/2(土)以降の時間は劇場までお問い合わせください

《当日料金》
一般1,500円/学生・シニア1,200円/会員1,100円

《前売券》
前売鑑賞券1,300円発売中(5/18までの販売)

《舞台挨拶》
以下の日時、いずれも上映後に舞台挨拶あり
★5/19(土)11:15回上映後、和空ミラーさん、山口義正さん、山本兵衛監督の舞台挨拶あり
★5/19(土)21:10回上映後、山本兵衛監督の舞台挨拶あり
★5/20(日)11:15回上映後、山本兵衛監督の舞台挨拶あり
★5/26(土)9:45回上映後、山本兵衛監督の舞台挨拶あり
★5/26(土)21:10回上映後、山本兵衛監督の舞台挨拶あり
★5/27(日)9:45回上映後、山本兵衛監督の舞台挨拶あり

《来場者プレゼント》
キャッチコピー「隠蔽、欺瞞、嘘、忖度… そして真実は闇に葬られた――」にちなんで、初日にご来場の方に先着で黒忖度まんじゅう”をプレゼント!
限定100個。なくなり次第終了。【黒忖度まんじゅう提供元】株式会社ヘソプロダクション

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