作品案内

『KUICHISAN』『TECHNOLOGY』

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上映日程: 6月30日〜7月20日

〜古代とULTRA COOLが出会う〜 神秘的で圧倒的な「場」を舞台に無秩序に思える「映像」と「音」が重なり合ったその時未体験の幻想記録映画が誕生した。

沖縄を舞台にした『KUICHISAN』、アイスランドとインドで撮影が敢行された『TECHNOLOGY』。映像と音が無秩序でありながら見事に融合し、シーン一つ一つが研ぎ澄まされたセンスで構成された映像体験は、我々の既成概念を軽く飛び越えてしまう。あらゆる音色に彩られ、過去を遡るときの感覚のように、記憶の断片が脈絡無く続いていく両作。様々なジャンルを滑り抜けた、ここでしか経験できない幻想記録映画が誕生した。

 監督はニューヨーク、インディペンデントシーンからデビューした映像作家、遠藤麻衣子。本作『KUICHISAN』にて長編デビューし、同作はチェコのイフラヴァ国際ドキュメンタリー映画祭にてグランプリを受賞するなど絶賛された。アメリカから帰還後、日仏合作で長編二作目となる最新作『TECHNOLOGY』を完成させ、今回が日本劇場デビューとなる。

『KUICHISAN』の撮影は『グッド・タイム』のショーン・プライス・ウィリアムズ、出演は映像・舞台問わず活躍している李千鶴。『TECHNOLOGY』では『ゼロ・グラビティ』『メッセージ』を手掛けたニコラス・ベッカーが音響デザインを担当。主演はモデル・女優・アーティストと多彩な才能をみせるインディア・サルボア・メネズ。両作品ともに音楽を担当するのは、アルバム『UNBORN』『MOON』で音楽界を揺るがし続ける服部峻。

 現地で出会った人々をキャスティング、撮影地の空気を如実に捉えながらどこでもないどこかの物語を形成するこの二作品は、そこに世界中のアートシーンで活躍する表現者を集結させその才能を爆発させた、時代や場所をも超越するパワフルでオリジナリティ溢れる衝撃作となった。

【A】 KUICHISAN
イフラヴァ国際ドキュメンタリー映画際グランプリ
▶米兵が行きかうとある沖縄の町。少年は、この世の終わりが来るのを、コーラフロートを飲みながら待っている。淡々と進む夏休み、ある出会いをきっかけに、少年は自分の中に渦巻くものを感じ始める。渦巻はやがてその島の持つ自然の力と一体となり、少年をいざなっていく。
監督:遠藤麻衣子
出演:石原雷三、エレノア・ヘンドリックス、李千鶴ほか
2011年/日・米/76分/モノクロ+カラー/配給: A FOOL

【B】 TECHNOLOGY
▶謎の力によって月からさらわれ地球にやってきた少女。彼女の風貌は目を引き、その匂いになぜか人々はなつかしさを覚える。この地では、聖なる植物を巡り、絶え間ない争いが日々繰り返されていた。そんな中、サックスを片手にまたひとりの運び屋がこの地に降り立つが…。
監督:遠藤麻衣子
出演:インディア・サルボア・メネズ、トリスタン・レジナート、スレンダーほか
2016年/日・仏/73分/モノクロ+カラー/配給: A FOOL

※『KUICHISAN』は35mmフィルム、『TECHNOLOGY』はDCPでの上映

《上映日程》
2018年6月30日より日替わり再上映 連日21:00より
偶数日:『TECHNOLOGY』
奇数日:『KUICHISAN』

〈入場料金〉
当日一般1,500円/学生・シニア1,200円/会員1,100円
※リピーター割引:半券提示で1,100円に割引

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