作品案内

DARK STAR/H・R・ギーガーの世界

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上映日程: 9月23日〜10月13日

魂の深い闇の中、孤独に輝く星がある───『エイリアン』造形の産みの親、孤高のアーティスト、H・R・ギーガーの生涯に迫るドキュメンタリー!

『エイリアン』(1979年/リドリー・スコット監督)の造形で、1980年のアカデミー視覚効果賞を受賞したスイスの画家・デザイナーのH・R・ギーガー。その作品は世界中のファンを魅了し、エマーソン、レイク&パーマー『Brain Salad Surgery(恐怖の頭脳改革)』(1973年)、マグマ『Attahk』(1978年)、デボラ・ハリー『Koo Koo』(1981年)ほか、数々のアルバム・ジャケットにも使用されるなど、多くのアーティストたちに影響を与えてきた。その創作の背景が本人だけでなく多くの関係者、彼を支えた女性たち、スタッフたちによって語られる。「H・R・ギーガー財団」公認、稀有のアーティストのドキュメンタリー。

映し出されるギーガーの自宅やアトリエはまるで宇宙の中心のようにも見える。時間からもぎとられた、閉ざされたシャッターの向こう側にあるこの宇宙では、昼と夜が溶け合っている。彼の王国について知る者は家族と親しい友人たち、数名のアシスタントのみ。本作ではそんな「ダーク・スター」の中心へとカメラが入り込んだ。

映画に登場するのは73歳のH・R・ギーガー。所有する頭蓋骨に対しての、愛にあふれた感謝を彼は述べる。それは彼の抱える暗闇の最深部に旅に出るためのエンジンのようなもの。しかしその旅はもうじき終わるだろうと、彼は静かに付け加える。この映画の中のギーガーは、自分の死期が近いことを予見し、その最後の時を静かに楽しんでいるようでもある。2014年5月、74年の地球上での人生が終わる。その最後の日々を、私たちはここに目にすることになる。

監督:ベリンダ・サリン/出演:H・R・ギーガー、カルメン・マリア・ギーガー、マルコ・ヴィツィヒ、トム・ガブリエル・フィッシャー、スタニスラフ・グロフほか
2014年/99分/スイス/配給:日活、boid

《上映日程》
上映中〜10/13(金)まで
連日19:00より ※9/29(金)、10/3(火)は休映

《当日料金》
一般1,800円/学生・シニア1,200円/会員1,100円

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