作品案内

YARN 人生を彩る糸

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上映日程: 12月2日〜1月12日

世界的なクラフト・ブームの中で生まれた、編み物が生活に根ざしている北欧アイスランド発クラフト・アート・ドキュメンタリー

ひとつひとつ丁寧に作られた手しごとへの回帰やクラフト・フェアの活況など昨今の世界的なクラフト・ブームの中、YARN(糸)を紡ぎ、編み、表現する4組のアーティストが、彩り豊かな糸に人生を見出したパワフルな姿を描いたクラフト・アート・ドキュメンタリーが、編み物が生活に根ざしている国・北欧アイスランドで誕生した。

「編むことは言葉であり、コミュニケーション」と全身ニット集団と街を闊歩するオレク、白い糸を人生のメタファーとして、超絶パフォーマンスを見せるサーカス・シルクール、ゲリラ的に街をニットで彩るヤーン・グラフィティでアイスランドから世界を旅するティナ、子供たちの想像力を刺激するカラフルなネットの遊具を世界中で作り続ける堀内紀子・・・アーティストたちの美しい手しごとやパフォーマンスは見る者を楽しませるだけでなく、編み物を手芸から「人とつながる」アートに昇華させようとする彼らの情熱と、信念を持って生きていく姿そのものが世界を彩り、私たちに生きる力を与えていく。

編み物は1人で黙々とセーターやマフラーを編むものという固定概念を打ち破り、街でヤーン・グラフティ(ヤーン・ボミング/ボンピング)を仕掛けたり、お喋りをしながらみんなで大きな作品を作ったり、自分の手を動かして外の世界や人とつながっていく、編み物の楽しさを再発見する。また、ひと編みひと編み、無心で続ける反復行動がヨガのように心を落ち着かせるのも魅力のひとつ。

アーティストと共に旅する糸の冒険は、アイスランド、デンマーク、ドイツ、ポーランド、スペイン、イタリア、ハワイ、キューバ、カナダなどで2年をかけて撮影された。本作が長編デビューとなったのは、アニメーターとしても活躍するアイスランド人女性監督ウナ・ローレンツェン。女性たちが伝えてきた糸や編み物の文化を、オリジナルのアニメーションを混じえ、アーティストたちへのリスペクトを込めて丁寧に描いている。そして、各エピソードをゆるやかにつなぐのが、アメリカのベストセラー作家、バーバラ・キングソルヴァーの短編小説「始まるところ」。脚本を読んだ作家本人がナレーションにも参加し、詩的で心にじわりと沁み込んでくる珠玉の言葉が、羊や美しい自然の映像と共に、私たちを糸の世界へ誘っていく。

監督:ウナ・ローレンツェン/出演:オレク、サーカス・シルクール、ティナ、堀内紀子
2016年/アイスランド・ポーランド合作/76分/配給:ミッドシップ、kinologue

2017年12月2日よりロードショー
12/02(土)~12/08(金)=10:30/12:15/14:00/19:15
12/09(土)~12/15(金)=10:30/12:15/19:15
12/16(土)〜12/22(金)=10:30/12:15
12/23(土)〜01/12(金)=10:30 ※2018年1/1(月・祝)は休映
★連日10:30回は編み物しながら鑑賞可のニッティング上映

《当日料金》
一般1,800円/学生・シニア1,200円/会員1,100円
★編み針割引 持参の上受付でご提示いただくと当日一般料金1,800円の方に限り200円割引

《トークイベント》
12/2(土)10:30の回上映後。ゲスト:203gowさん(ニッティング・シネマ総指揮の編み師)
12/9(土)12:15回上映後。ゲスト:福住廉さん(美術評論家)

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