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田中未知 PRESENTS

寺山修司を 歌う 読む 語る

TERAYAMA SHUJI SINGING READING TALKING


2014年11月15日(土)16日(日)
会場◆スパイラルホール(東京・青山)
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23 スパイラル3F (地図)
TEL.03-3498-5936(会場直通・当日のみ)

入場料◆
プログラム A 前売6,000円 当日6,500円
プログラム B/C 各 前売3,000円 当日3,500円
(全自由席)

チケット取扱◆9月20日発売開始
ローソンチケット TEL.0570-084-003(Lコード:32159)
チケットぴあ TEL.0570-02-9999(Pコード:627-671)
シアター・イメージフォーラム劇場窓口
お問合せ◆TEL. 03-5766-0116(イメージフォーラム)

企画/主催◆田中未知
会場協力◆株式会社ワコールアートセンター
協力◆榎本了壱(アタマトテ・インターナショナル)
主催チームスタッフ◆菊池裕/岡本和樹
広報/制作協力◆株式会社ダゲレオ出版
広報デザイン◆蛭田恵実(アタマトテ・インターナショナル)
舞台監督◆藤原薫
制作◆富山加津江(イメージフォーラム)

プログラム A
11月15日(土)18:00
コンサート◆作詞=寺山修司、作曲=田中未知コンビによる作品集

田中未知「時には母のない子のように」

出演=カルメン・マキ/山谷初男/PANTA(頭脳警察)/山崎ハコ/橋本美香/こがまみこ/他サプライズゲストあり
演奏=武川雅寛(ムーンライダーズ)/細井豊(センチメンタルシティロマンス)/菊池琢己(頭脳警察)


プログラム B
11月16日(日)14:30
朗読とシンポジウム◆俳優、歌人、作家、劇作家による寺山言語の探検

寺山修司「歌・詩 言葉の力」

朗読=三上博史 パネリスト=俵万智/町田康/川村毅/穂村弘(司会)


プログラム C
11月16日(日)18:00
チェーントーク◆田中未知が立合った旗揚げから、最終公演「レミング」まで

演劇実験室 天井棧敷の人々「想像力の呼び出し役・闇の中の虎」

司会=田中未知 登壇者=萩原朔美/J. A. シーザー/竹永茂生
俳優陣=新高けい子/林檎童子/小野正子/高橋咲/若松武史/根本豊/矢口桃/末次章子/他


おひさしぶりです。1983年に寺山が逝き、その3年後にオランダに渡りましたが、心は日本の地から離れる事がなかったというのが、この28年間の想いです。
「明日誰と出会うか?それが一番の楽しみだ」—寺山修司お気に入りの言葉です。時を経て今、多くの仲間たちと再び出会うことができました。たちまち歌が流れ、言葉がはずみ、心が踊る。そんな出会いから生まれたのが今回のイベントです。もちろん若い世代との新たな出会いを求めて! 会場でお待ちしています。
田中未知

「鳥はとぶとき翼でとぶが、人はとぶとき何でとぶ?」って謎わかるかい。正しいのに○をつけよ。
1 衝動 2 愛情 3 発作 4 偶然5 意地 6 見せつけ 7 理性的判断 8 莫迦さ 9 やむにやまれぬ感情 10 義理
未知が何でとんだのか?
寺山修司

未知さんは、「寺山修司」の秘書であり、同志であり、伴侶であった人。表舞台から立ち去って二十数年、不在の彼を探し続けて、遺されたたくさんの言葉の中に彼を見つけ、いくたびも出会い直してきたのですね。「田中未知」と「寺山修司」の初コラボですね、わくわくします!
久田恵(ノンフィクション作家)

「海を知らぬ少女の前に麦藁帽のわれは両手をひろげていたり」この一首が出会いでした。大学の教室の机に刻まれていました。恐山のイタコに寺山修司を呼び出してほしいと言って、怒られたこともあります。寺山ワールドを、みなさんと探検することを楽しみにしています。
俵万智(歌人)

寺山修司の言葉には謎がある。例えば、代表歌の「海を知らぬ少女の前に麦藁帽のわれは両手をひろげていたり」は、普通の歌人なら「海を知らぬ私の前に麦藁帽の少女は両手をひろげていたり」になるところだ。
穂村弘(歌人)

ずっと気になっていました。この機会に深く読みたいと思っています。皆さんのお話や音楽も楽しみでなりません。
町田康(作家)

寺山修司はいまだ<現在>である。さまざまな伝説を、今、あえて無視して、21世紀登場した新人として寺山修司の言葉と対峙することが、今、重要なことのように思います。
川村毅(劇作家・演出家)

永遠に父をなくしたというより、寺山修司という家長をなくしてバラバラになった私たちを、やはり寺山さんが45年ぶりに再会の場を与えてくれたのだと思う。田中未知という母の手を借りて。
酒井政利(音楽プロデューサー)
金塚晴子(和菓子家/元レコードディレクター)

近づいたかなと思うと、手の中の砂になって逃げる。寺山さんの実相はそんな感じ。私は劇団創成期の約4年間を寺山さんと過ごした。その頃の寺山像と今考えてる寺山像とはまるで別人だ。それは私が変化したからであると同時に、寺山さんが自分を消し去る行為としての、表現活動を続けたからだろう。今回、寺山さんの長年の秘書だった田中未知が企画したイベントも、変わり続ける寺山像を、ライトアップさせるものになるだろう。「人間は進化しない、変化するだけだ」とは、寺山さんの言葉だ。
萩原朔美(映像作家)

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