アニメーション・ワークショップ:創作の現場【9日間】

●講座日程:8月3日(月)〜8月13日(木)<9日間 8/8(土)と8/9(日)は休講>●時間:19:00〜21:30 ●受講費:30,000円(税込) ●材料費、教材費含む。 ●定員:30名
作家の数だけ作り方がある! アート・アニメーションの楽しさのひとつは、常に新たな技法が生まれ、ヴァラエティに富んだ作品が作られているということ。本講座では、6人のアニメーション作家が自らの創作過程を公開。どのようにしてオリジナリティ溢れる作品が生み出されているか? 作家とともに制作することで、創作の現場を体験してみよう。

■ 講座内容

(1)「アニメーションの基礎:ドローイング〈1〉」 講師:大山慶 
(2)「アニメーションの基礎:ドローイング〈2〉」 講師:大山慶
(3)「日常の風景を変貌させる:写真アニメーション〈1〉」 講師:佐藤義尚
(4)「日常の風景を変貌させる:写真アニメーション〈2〉」 講師:佐藤義尚
(5)「“アニコマ”を作ろう:映画前史とアニメーション」 講師:IKIF 
(6)「ペーパークラフトが動く:置き換えアニメーション〈1〉」 講師:中西義久 
(7)「ペーパークラフトが動く:置き換えアニメーション〈2〉」 講師:中西義久 
(8)「オブジェに生命を与える:立体アニメーション〈1〉」 講師:村田朋泰 
(9)「オブジェに生命を与える:立体アニメーション〈2〉」 講師:村田朋泰 

■ 講師

◎ IKIF(映像作家)

1979年に木船徳光+石田園子でユニットを組み、アニメーションの制作を始める。以降、様々な素材や技法を用いた実験アニメーションや映像インスタレーション等の制作発表を続けている他、IKIF+として劇場用アニメーションなどの3DCG制作も行なう。主な作品に『阿耳蔓陀羅』、『SIGN』など。

◎ 大山慶(映像作家)

イメージフォーラム映像研究所専任講師。『診察室』でカンヌ国際映画祭監督週間、ロッテルダム国際映画祭など多くの海外映画祭に招待される。『HAND SOAP』ではオランダアニメーション映画祭グランプリ、オーバーハウゼン国際短編映画祭賞を受賞。

◎ 佐藤義尚(映像作家)

筑波大学芸術専門学群で視覚伝達デザインと映像を専攻。芸術修士課程修了後、短編映像の個人制作を始める。『PAPERS』、『Variations for MOMENT』、『SLIDE』、『The Books』、『desktop』などの写真アニメーションで、国内外の映像コンペティションで多数入賞している。

◎ 中西義久(映像作家)

コマ撮り、アニメーション、合成を使った短編作品を多数制作。企業ビデオ、音楽プロモなどの映像制作や、webやFLASHなどの企画デザインも手がける。主な作品に『roundscape mix』、『many go round』、NHKプチプチアニメ『白い本』など。

◎ 村田朋泰(映像作家)

『睡蓮の人』で平成13年度文化庁メディア芸術祭優秀賞、『朱の路』で第9回広島国際アニメーションフェスティバル優秀賞受賞。近年では、目黒区美術館、平塚市美術館、GALLERY MoMo Ryogokuなどで個展を開催。その他の作品に『家族デッキ』、『夢がしゃがんでいる』、『檸檬の路』など。

映画(フィルム)で遊ぶ![奥山流] フィルム映画の作り方 【5日間】

●講座日程:9月1日(火)〜9月6日(日)<5日間 9/4(金)は休講> ●時間:19:00〜21:30 ●受講費:15,000円(税込)材料費、教材費含む。 ●定員:30名
フィルムや映画の構造そのものをテーマに作品を作り続けるミスター実験映画・奥山順市が伝授する映画制作法! カメラを使わずに映画を制作する『浸透画』、フィルムにペイントするパフォーマンス作品『わっか』、人間が映写機の一部となる『ヒューマン・フリッカー』など、奥山順市の名作をワークショップで再現! リュミエール兄弟が映画を発明して今年で120年。デジタル映像全盛の今だからこそ体験したいハンドメイド映画の真髄!

■ 講座内容

(1)[鑑賞]映画の仕組み/奥山順市の映画解体計画
(2)[鑑賞]奥山順市の映画組成計画1
(3)[鑑賞]奥山順市の映画組成計画2
(4)[制作]カメラを使わず映画を作る!? 『浸透画』
(5)[制作]パフォーマンス映画を体験 『わっか』、『ヒューマン・フリッカー』 

■ 講師

◎ 奥山順市(映像作家)

1960年代より一貫して、フィルムの物質性や、フィルムを映写することそのもの、あるいはそのプロセスやメカニズムが孕む構造性に着目し、映画の本質を探求する実験映画を制作。その作品には、独特のユーモアの感覚が流れており、独自のスタンスを獲得している。1968年から1972年にかけては、シカゴ国際短編映画祭で銀賞を獲得した『NO PERFORATIONS』(71)など、「映画解体計画」と称する7本の作品を発表。1975年からは「消滅する映画」から「蘇生する映画」に方向を転じ、「映画組成計画」シリーズを制作開始。現在に至る。国内外の映画祭などで上映、パフォーマンスを行なっており、1998年には東京都写真美術館で個展を開催した。その他の代表作に『映画 LE CINEMA』(75)、『我が映画旋律』(80)、『W8は16ミリ』(06)など。

フィルム・ヒストリー:実験映画入門【7日間】

●講座日程:8月24日(月)〜8月30日(日)<7日間> ●時間:19:00〜21:30 ●受講費:12,000円 ●定員:30名
デジタル機材の発達を通じていまや身近になった映像表現。その様々な表現の歴史を辿ってみると、産業としての映画とは別のアートとしての映画(実験映画)という大きなムーブメント、そして数々の冒険者・先駆者たちに出会う。映像メディアの特質に根差したこのもう一つの映画史の流れを、映画前史、 20年代前衛映画、戦後アメリカのアンダーグラウンド映画、そして現在の新しい映像アートまで、時代を追い国内外の代表作を見つつ映像作家のユニークな思考と表現にふれる。

■ 上映作品(外国)

【 映画の誕生 】

● 列車の到着 〈リュミエール兄弟、1895—98、フランス〉他  ● 月世界旅行 〈ジョルジュ・メリエス、1902、フランス〉

【 前衛映画の登場 】

● 理性に帰る 〈マン・レイ、1923、フランス〉  ● アンダルシアの犬 〈ルイス・ブニュエル+サルバドール・ダリ、1928、フランス〉   ● トレード・タトー 〈レン・ライ、1937、イギリス〉

【 1920年代ロシア・アヴァンギャルド 】

● カメラを持った男 〈ジガ・ヴェルトフ、1929、ロシア〉(抜粋)

【 アメリカ・アンダーグラウンド映画の展開 】

● 午後の網目 〈マヤ・デレン+アレクサンダー・ハミット、1943、アメリカ〉  ● リトアニアへの旅の追憶 〈ジョナス・メカス、1972〉(抜粋)他

【 構造映画/ポスト構造映画 】

●波長 〈マイケル・スノウ、1967、カナダ〉(抜粋)  ● 遠くを見れない男〈ピーター・ローズ、1981、アメリカ〉他

【 アニメーションにおける実験 】

● アスパラガス〈スーザン・ピット、1979、アメリカ〉他

【 語りの実験 】

● 枯朽〈ジョン・スミス、1996、イギリス〉他

■ 上映作品(日本)

【 日本実験映画の萌芽 】

● キネカリグラフ〈グラフィック集団、55〉  ● へそと原爆 〈細江英公、60〉 ● Complex〈大林宣彦、64〉 ●シベール〈ドナルド・リチー、68〉

【 アンダーグラウンド・シネマの隆盛 】

● 薔薇の葬列〈松本俊夫、69〉  ● トマトケチャップ皇帝 〈寺山修司、70〉

【 構造映画の展開 】

● 南岸沿 〈中島崇、71〉   ● 映画-LE CINEMA〈奥山順市、75〉  ● 映像書簡2〈かわなかのぶひろ+萩原朔美、80〉  ● SPACY〈伊藤高志、81〉

【 アート・アニメーションの系譜 】

● 驚き盤 〈古川タク、75〉  ● 優しい金曜日 〈田名網敬一、75〉  ● 映像(かげ)〈相原信洋、87〉  ● 鼻の日〈和田淳、05〉

【 日記映画 】

● 15日間〈鈴木志郎康、80〉

【 女性作家の台頭 】

● 桃色ベビーオイル〈和田淳子、95〉

【 デジタル時代の実験 】

● z reactor〈五島一浩、04〉  ● SHADOW LAND〈五島一浩、13〉

【 美術と映像 】

●部屋/形態〈石田尚志、99〉  ● 映画の発見〈伊藤隆介、06〉

■ 講師

◎ 中島崇(映像作家)

1977年イメージフォーラム創立メンバーの一人。87-00年、イメージフォーラム・フェスティバルのプログラムディレクター。海外の実験映画の 動向に精通する日本の第一人者である。主な作品に『南岸沿』(71)、『セスナ』(74)、『FIVE DAYS』(02-03)『埋もれた話』(03)、『訪問者』(10)、『遥か白熱光』(14)。

◎ 澤隆志(映像作家、キュレーター)

2001年から2010年まで、映像アートの国内巡回上映展「イメージフォーラム・フェスティバル」のプログラムディレクター。また、ロッテルダム、ベルリン、バンクーバー、ロカルノ等の国際映画祭や、愛知芸術文化センター、横浜美術館、「あいちトリエンナーレ2013」などの映像プログラムを担当。

募集要項・申込用紙・会場MAP

受講資格

経験の有無、年齢等は問いません。

募集期間

6月19日(金)より 定員になり次第締切

お申込み方法

定員の空き状況を必ず電話かwebで確認し、記入済み受講申込書を受講料とともに持参、もしくは郵送してください。
持参される方は午前11時より午後7時30分まで受付しています。
郵送の場合はお問い合わせの上、現金書留でお送りください。

なお、一度納入された受講料の払い戻しは定員制のため、病気、入院など止むを得ない理由を除き、応じられませんので、あらかじめご了承ください。

講座会場

イメージフォーラム映像研究所(イメージフォーラム・ビル3F「寺山修司」)
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-10-2
TEL: 03-5766-0116/ FAX: 03-5466-0054
JR渋谷駅東口より徒歩8分、地下鉄表参道駅B1出口より徒歩8分

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