プログラムH
ドイツ表現主義舞踊とダンス・リーブル(90分)
9/26(土)、10/4(日)
 
 
 
上映作品
 
『ドイツ表現主義舞踊』
編集:シネマテーク・ドゥ・ラ・ダンス/2000年/43分
 
1920年代に絵画、映画、建築を巻き込み大きな潮流となったドイツ表現主義。ダンスもその他の芸術表現と密接に関係を持ちながらマリー・ヴィグマンを中心に独自の発展を遂げた。ヴィグマンのダンスは、日本のモダンダンスにも大きな影響を与えている。
 
(引用されている映像)
 
『タンホイザー・バッカナーレ』1930-32年
『セラフィムの歌』振付・出演:マリー・ヴィグマン
『魔女の踊り』振付・出演:マリー・ヴィグマン
『セレナータ』振付:グレート・バルッカ
『墓標』振付:マリー・ヴィグマンによる合唱作品
『永遠の輪』振付・出演:ハラルド・クロイツベルグ
『パントマイムのダンス』振付・出演:ヴァレスカ・ゲルト
『不安』振付:ドーレ・ホイヤー
『ダンス・スタディー』振付:ドーレ・ホイヤー
 
 
 
上映作品
 
『ダンス・リーブル』
編集:シネマテーク・ドゥ・ラ・ダンス、エリザベス・シュワルツ/2000年/47分
 
20世紀初頭のヨーロッパでダンスに関する新しい萌芽が生まれつつあった。リズムや動きを感覚的に扱うことで不確定で予測不能な動きを取り入れたダンス・リーブルは、ロイ・フラーやイサドラ・ダンカンといった伝説的なダンサー/振付家たちよってモダンダンスの重要な出発点となっている。
 
(引用されている映像)
 
『クロノフォトグラフィー』撮影:エチエンヌ=ジュール・マリー/1890年
『カップ・ダンティーブのマーガレット・モリス』1936年
『音楽的瞬間』監督:ジョージ・R・バスビー、振付:ロイ・フラー/1934年
『子供たちの練習』振付:マーガレット・モリス/1936年
『ボール遊び』振付:イサドラ・ダンカン/1971年
『海の踊り子たち』監督:ジャン・パンルヴェ/1960年
『ロシアのアーカイブ 1913年-1935年』出演:エレン・ラバネック学校、アンサンブル・ダンカン、スポーツ協会「sokol」
『イサドラ・ダンカンのダンス』/年度不詳
『力と美への道:近代体育についての映画』
監督:ヴィルヘルム・プラーガー、出演:レニ・リーフェンシュタール、ジャック・デンプシー、ジョニー・ヴァイスミュラー/1925年
『運動とダンス』監督:マッジ・アトキンソン、再構成:アニタ・ヘイワース、フロッソ・フィスター/年度不詳
『バッハの大パッサカリア』振付:ジャニーヌ・ソラーヌ/1948年
『イレーヌ・ポパールの学校』/1936年
『ウォーター・スタディー』振付:イサドラ・ダンカン
『ロサリア・フラーデックのダンス 1925-1953年』
『さよならそしてありがとう』振付・出演:マリー・ヴィグマン/1942年
『タンゴ』出演:リサ・ダンカン、ジョルジュ・ポミエ/1932年
『セレナータ』振付・出演:グレット・パルーカ/1937年
『青い夜』振付・出演:ビルギット・オーケソン/1965年
 
プログラム提供 シネマテーク・ドゥ・ラ・ダンス
プログラム・キュレーター パトリック・パンサール
プログラム・アドバイザー 乗越たかお、高谷静治