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No.1048
第2回東京フェイクドキュメンタリー映画祭2022
2022 5/28 Sat.

    タイムテーブル

日付 5/28 (土)
14:00

    会場

  • イメージフォーラム3F「寺山修司」
    東京都渋谷区渋谷2-10-2
    TEL. 03-5766-0116

    当日受付

  • 一般700円/会員500円

  • ※13:30より当日受付開始
  • ※ご好評につき、満席となりました。


  • あいするひとよ

    あいするひとよ
  • 【TCG発掘隊】死のゲーム!?

    【TCG発掘隊】死のゲーム!?
  • 仏滅花嫁

    仏滅花嫁
  • HAPPY END

    HAPPY END
  • ベジタブル・バスケット

    ベジタブル・バスケット
  • THE MAKING OF

    THE MAKING OF
  • サヴァイヴァル5+3

    サヴァイヴァル5+3



イントロダクション


テクノロジーの進化により、誰もが気軽に映像作品を創ることができるようになりました。
そんな中、フェイクドキュメンタリーは、まだまだ進化の余地がある演出手法と言えます。
短編フェイクドキュメンタリーに特化したこの映画祭はフェイクドキュメンタリーの未知なる可能性を目的として2020年に生まれました。

2年ぶり第2回の開催となるとなる今回は、7本の作品を上映。
"フェイクドキュメンタリー"といっても作風はコメディから実験映像まで様々。
笑いあり、驚きあり、悲しみありの3時間半。

※各監督によるトークショーあり。
※上映後に観客投票でグランプリを決定します。



作品・監督紹介


あいするひとよ  T加藤わこ / 15分

彼氏を愛する20代の女子。向こう半世紀、彼氏と共に生きることを夢見る。
それでも彼女は秘密も抱えつつ、雨の東京を見つめる。
「あいするひと」がいることで引き起こされる感情が、フェイクドキュメンタリーによって露わになる。

加藤わこ:1999年新潟県生まれ。高校時代、「動き」のある映像表現に興味を持ち創作を開始。現在、版画や写真など、自身に近いと思える表現方法を模索中。今度はコンクリートで絵を描くつもり。



【TCG発掘隊】死のゲーム!? 金神骨牌  宮島岳人 / 28分

カードゲームを紹介する動画を作成しているYouTuberの自宅に、視聴者から“自作のカード”が届けられた! 気色悪い贈り物に困惑するYouTuberは、カードを送り主に返却すべく旅に出るが……。
娯楽系フェイクドキュメンタリーの金字塔がここに誕生。

宮島岳人:長野県生まれ。コロナ禍のステイホーム期間中に心霊ドキュメンタリーに心酔。心霊ドキュメンタリーというジャンルを発展させたいと思い、制作を続ける。3月に『布引観音の伝説』が第1回「山の洲ビジュアルアワード」で審査員特別賞を受賞。



仏滅花嫁  大野世姿 / 23分

ゲイバーで繰り広げられる恋愛と結婚と人生についての会話劇。
一見、普通のフィクション映画だけれど、何かが違う。
演者たちの人生が役を越えて私たちの前に表れるとき、物語の嘘も明かされる。役者の嘘は、物語の真実。

大野世姿:大阪芸術大学文芸学科卒業。映像作家・舞台演出家。寺山修司関連の舞台にて主演を多く演じる中で直面した「幻想を生きる生身の身体」「物語を生きる現実の役者」についての考察が、やがて自身の制作活動の根幹となった。その虚実の膜は永い人生で揉みほぐされ、今回このような映画を撮るに至った。



HAPPY END  野元格 / 4分

8月21日から始まる、若き男と「君」との物語。
5分に満たない物語のなかに、悲しみと怒りと喜び、別れと出会いが詰まっている。
演出・編集技巧と白眉の芝居が産み出した、短編・在宅映画の決定版。

野元格:2002年鹿児島県鹿児島市生まれ。高校3年生時に映画美学校フィクションコース初等科をオンラインで受講。初監督作品『HAPPY END』がショートショートフィルムフェスティバル&アジア2021U-25部門にてノミネートを果たす。



ベジタブル・バスケット  蔵岡登志美 / 7分

聴覚障害のある男性の何気ない日常を描いたお話。
八百屋、ジム、食堂…… 。どこに行っても、他者とのコミュニケーションは避けられないけれど、彼の周囲には、多くの理解者がいる。温かな社会へのヒントがここにある。

蔵岡登志美:1981年生まれ。山梨県在住。ENBUゼミ映像監督科卒業。フリーの映画監督であり富士吉田映画学校の講師も務める。 過去作品に監督作品に短編映画『LOKC』、ドキュメンタリー映画『平成富士吉田の胎動』。



THE MAKING OF  渋谷悠 / 18分

 大ヒットを記録した映画に携わったプロデューサー、監督、脚本家たちが作品への想いを語る。
 機材はiPhone一台。編集はiMovie。ロケ地は自宅書斎から半径10m以内。1人7役、架空のメイキングインタビュー。人間観察コメディ『THE MAKING OF』!

渋谷悠: 1979年東京都八丈島生まれ。脚本家・映画監督・舞台演出家。アメリカ・インディアナ州パーデュー大学院にて創作文学の修士号を取得。日米共同制作の短編映画『自転車』が第66回ベネチア国際映画祭を含む世界23の映画祭で入選・受賞を果たす。



サヴァイヴァル5+3  芹沢洋一郎 / 9分

癌の手術に臨む53歳の男を、8ミリフィルムで追ったドキュメンタリー。人生の瀬戸際に立つ彼の姿は、同じく消滅の危機にある8ミリフィルムと重なる。 現実にフェイクが介入し、見る者に震撼をもたらす、脅威の一本。
※本作品には外科手術中の模様が収録されていますのでご注意ください

芹沢洋一郎: 17歳で作った『まじかよ』がぴあフィルムフェスティバルに入選し自主映画や実験映画の存在を知る。80〜90年代に多くの作品を発表し国内外で評価を得るが1996年の『殺人キャメラ』後沈黙。20年ぶりに『サヴァイヴァル5+3』を発表し制作を再開




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