Dream birds  Tomoaki Tanise / 8分 / 2022年〈映像〉

There is the dream bird.(T.T)

さぐる  大野 心平 / 2分 / 2022年〈アニメ〉

闇の中から現れるものたち。蠢き、集い、かたちを探りだす。(O.S)

I'm still on the bank without you  本杉 愛理 / 15分 / 2022年〈映像〉

取り残された記憶の残滓が持ち主の身体を待ち続けている。(M.A)

遡上する記憶  星野 堂夫 / 48分 / 2022年〈映像〉

２年前までテレビディレクターだった私は、海外を中心に戦場や紛争の現場も数多く取材した。その原点は、幼い頃から両親が話してくれたそれぞれの戦争体験にある。あの戦争とは、一体何だったのか。これは私が初めて自分の両親にカメラを向けたドキュメンタリーである。(H.T)

Action5  セキヤ サトシ / 3分 / 2022年〈アニメ〉

５つの動作は解体によって抽象化され、徐々にその類似性を高める。(S.S)

※作者の都合によりチラシに掲載しておりました作品内容とは変更が生じました。何卒ご了承下さい。

reflect  渡部 優香 / 5分 / 2022年〈映像〉

鏡に映るわたしと見る私、かつてのわたしと今の私。現実と虚構、過去と現在。実像と鏡像の間にある不確かな境界を行き来する。(W.Y)

西貴大 ３６歳  西 貴大 / 15分 / 2022年〈映像〉

西貴大は仕事以外で喋ることもなく、外出もしない。リモートワークで体重は増加、髭は伸ばし放題、夢や希望はどんどん薄れていく。あまりにもふがいない姿と生活、人生に己を叱咤する声が心の中でどんどん大きくなっていき、次第に現実の自分と対立していく。(N.T)

水郷地帯  高橋 伸治 / 52分 / 2022年〈映像〉

鎖国禍の江戸幕府体制のもと東西交通の重要な地点としての機能を果たし、かつて栄えた名残を残す岐阜県大垣市。同地で1635年に大垣城の外堀として築かれた水門川水域に点在する1、2、3次産業を、それぞれ2021年10月、2022年1月、2021年11月に撮影したデータです。(T.S)

UNDER PASS TOKYO  NAOFUMI / 12分 / 2022年〈映像〉

日本一長い地下通路がある東京駅。地下であれば、天候に左右されず温度も保たれ、車に邪魔されることなく目的地に到着する。地下道「安全・安心・便利・快適」の原理がすべてそろった都市施設。そんな世界に誇る地下施設をSplitScreenで表現しました。(N)

Working Holiday  王 藝珍 / 18分 / 2022年〈映像〉

2018年、2度目の日本に渡った私は、時代は変わっても、社会は何も変わらなかったと感じた。3年間周りのことを記録しながら、仕事の日常も撮って、そして自分と自分を共演させ、会話を続けた。(W.Y)

白に赤  森 友希 / 12分 / 2022年〈映像〉

白いキャンバス、伸びる影、赤い液体、波の音、、
これはあれはそれは
ぜんぶ「ワタシの」で、ぜんぶ「ワタシの」じゃない、。(M.Y)

３級  古谷 経衡 / 43分 / 2022年〈映像〉

精神障害者三級になってはや20年。薬は毎日8種類、我が国の最高権威に治療を受ける私は、自分の病気と向き合ってみることにした。とは言っても、特に差別もない。健常人と障害者の”キワ”に位置する私の障害三級って一体何なのだろう。(F.T)

Indelible memories  木口 英 / 30分 / 2022年〈映像〉

生きている限り過去がある。その幾つかは拭い去れない記憶となり、脳と体に刻まれる。フラッシュバックを繰り返しながら人生は進んでいく。(K.E)

Four Sites  山崎 春蘭 / 20分 / 2022年〈映像〉

千葉市内に点在する4つの大型貝塚へのアプローチ。それは考古学的な価値や意味を帯びるより先に、まず圧倒的な「場所」(=site)として私の前に現れた。当地の風景に引き寄せられ、居住して２年。「風景」の手前で、あえて「場所」に退隠すること。(Y.S)

Lock Up and Down  Minami / 35分 / 2022年〈映像〉

ベトナム、ハノイ。突如始まったロックダウン。ふつふつと湧き上がる、新たな世界に対する渇望。バルコニーから外の世界を観察する日々が始まった。現実と夢想が入り乱れた、2ヶ月間の記録。(M)

列車の到着を待ちながら  白水 浩 / 5分 / 2022年〈専科〉

古今東西、特に時計が発明されて以来、人は「待つ」ことにどれだけの時間を費やしてきたのだろうか？もしあの時、列車が来なかったら歴史は変わっていただろうか？そんな事を考えながら列車が来るのを待っていた時に撮影しました。(S.H)

ラ・サンカンテーヌ  ヒラタ アツコ / 5分 / 2022年〈専科〉

とある夫妻のお話です。

夫妻の年月の経過による関係の変化を、一日の時間の移り変わりになぞらえて描きました。(H.A)

心室  夜ﾙハ / 7分 / 2022年〈専科〉

映像研究所に入った私は、女性作家の作品に衝撃を憶えた。
恥ずかしさを懼れずに、身も心も丸裸にして表現する姿勢に心を討たれた。
映像研究所での最後の作品制作、自身のコンプレックスを丸裸にして社会に打ちかましたいと
ただそれだけが強く胸の中にあった。(Y)

らっかさく  羅 佳麗 / 6分 / 2022年〈専科〉

愛を救うために、バラを探し始めた少女の物語。
本作品は愛をテーマに、様々な人が出会った時の奇妙な感情の変化を表現している。この感情は、花のように枯れて咲く。愛の花の美しさを人々に伝えていきたいと思います。(L.J)

6:13AM  山下 つぼみ / 18分 / 2022年〈専科〉

1日おきに、同じ時間に通り過ぎる逗子市の日常の風景が、見る度に違うのは気のせいか？6:13AMに、同じ位置から撮り始めることで、地球の、川の、動物の、人々の時間が浮き彫りに。それに翻弄される様子を映し出す、定点観測ドキュメンタリー。(Y.T)